日本語教育通信 日本語教育ニュース第13回 高校生のための国際理解セミナー

 8月末の2日間に渡って、日本語国際センターと財団法人埼玉県国際交流協会の共催で、「高校生のための国際理解セミナー」を開催しました。日本語国際センターが所在する埼玉県には2009年現在143か国、約12万人の外国人が生活しています。日本における多種多様な文化や在住外国人を取りまく状況への理解を深め、多文化共生社会の推進に寄与する高校生を育成することを目的にこのセミナーは行われました。

 セミナーでは、応募のあった40名の高校生と、日本語国際センターの研修参加者及び埼玉県在住の外国出身の方など70名が、多文化共生社会づくりへのアクションプランを作成しました。「言葉の壁」「日本社会の問題」など7つのテーマごとに、自分たち一人ひとりに何ができるか、地域住民や行政に何を求めるかなど様々な視点から話し合い、それぞれの解決策について発表を行いました。また、セミナーの最後には、約30か国、100名の多国籍パーティーが行われ、世界の食文化などに触れながら交流を深めました。

 今回初の試みでしたが国籍や文化の違う人々との交流を通じ、異文化への理解をより深めることができたセミナーとなりました。

グループワークの様子
グループワーク
アクションプラン発表の様子
アクションプラン発表

(笹谷富美恵)

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