海外日本語教師 さくら基礎研修
さくらネットワークメンバーの機関に所属し、日本語教授経験が短く日本語運用力の一層の向上を必要とする外国人日本語教師を対象に、日本語教師として必要な日本語運用力の向上を目指し、また日本の社会や文化に対する理解を促すことを目的として短期間の集中研修を実施します。
さくらネットワークについては「JFにほんごネットワーク」をご参照ください。
研修期間
5週間 平成30(2018)年度:2018年5月29日~7月5日(予定)
対象者
- さくらネットワークメンバーの機関に所属している現職の日本語教師。
- 教授歴:6か月以上
- 日本語力:日本語能力試験(JLPT) N4もしくはN5または旧3級もしくは4級程度
日本語能力試験(JLPT)N3合格以上の方は対象になりません - 年齢:満56歳未満
(その他の条件は、申請要領を参照してください)
研修内容
1. 授業
週間の授業例(予定)は次の通りです。
時間 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 |
---|---|---|---|---|---|
午前 | 総合日本語 | 総合日本語 | 総合日本語 | 総合日本語 | 総合日本語 |
午後 | 社会と文化 | 特別授業 | 総合日本語 | 社会と文化 | (日本文化体験 プログラム) |
- (1)総合日本語
1.日常生活で使う日本語、2.自分のことや自分の経験を話すための日本語を学びます。この授業では、日本語でいろいろな活動をして、日本語の運用力を高めます。研修のはじめに、プレースメントテストでクラスを分けます。 - (2)社会と文化
日本の社会や文化について、いろいろな方法で学んだり体験したりします。また、日本や日本人について考えます。たとえば、「日本の地理」「日本の歌・遊び」「書道」などのトピックをとりあげます。 - (3)体験発表プロジェクト
研修中の体験を、整理して、プレゼンテーションの資料を作成し、それを見せながら日本語で発表します。 - (4)特別授業
帰国後の授業の参考になる教材や教室動を学びます。
2. 日本文化体験プログラム
地方研修、ホームステイ、日本文化(茶道・浴衣着付など)の体験があります。
※プログラムの中で、参加者は自分の国を紹介する機会があります。国の写真やポスターを持ってくることが望ましいです。
研修の流れ
参加者の声
お問い合わせ
国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話 : 048-834-1181 ファックス : 048-834-1170
Eメール : urawakenshu@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)
Training Programs 海外日本語教師の養成・研修