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国際交流基金の事業

対話[日本研究・知的交流]
日米センター

CGPロゴマーク日米センターは、日米両国が協力してグローバルな課題に取り組むことを目的に、1991年に設立されました。日米協働による世界への貢献と相互理解に基づくゆるぎない協力関係を実現すべく各界各層における対話と交流を促進しています。

安倍フェローシップ/グローバルフォーラム

日米センターと米国社会科学研究評議会(SSRC)が協力して運営する研究奨学制度で、2019年度は新たに14人の研究者・ジャーナリストを採用するとともに、「サイバーセキュリティー」をテーマとする「安倍フェローシップ・グローバルフォーラム」をサンフランシスコ及びワシントンD.C.にて開催しました。

ハドソン研究所(ワシントンD.C.)で開催されたフォーラムの様子の写真

2019年9月5日ハドソン研究所(ワシントンD.C.)で開催されたフォーラムの様子

日米知識人交流事業

米国の多様な知的コミュニティーのリーダーを日本に招き、日米知識人のネットワークを形成する交流事業として、シンシア・テニエンテ-マトソン氏(テキサスA&M大学サンアントニオ校学長)を招へい。津田塾大学では髙橋裕子学長と大学経営への女性参画とリーダーシップについて対談、三重大学では「グローバル時代におけるキャリアデザインと地域との繋がり」をテーマに講演会を実施し、学生たちと意見交換をしました。

三重大学にて講演を行うシンシア・テニエンテ-マトソン氏の写真

2020年1月24日 三重大学にて講演を行うシンシア・テニエンテ-マトソン氏

日米草の根交流コーディネーター派遣(JOI

JOIプログラムは、米国の非営利団体のローラシアン協会と共催で行っており、米国の草の根レベルで日本への関心と理解を深めることを目的に、南部・中西部地域にコーディネーターを派遣しています。2019年度は新規に5人のコーディネーターを派遣(第18期)したほか、継続派遣中の11人と合わせ、のべ16人が地域の学校や図書館等で日本文化を紹介する幅広い活動を行いました。

春をテーマにした折り紙を紹介し、カーネーションを付けた母の日のカードを作成している写真

春をテーマにした折り紙を紹介し、カーネーションを付けた母の日のカードを作成

グラスルーツからの日米関係強化派遣(Grassroots Exchange Network-Japan: GEN-J) 地域リーダー招へい事業

米国における日本企業と地域社会の連携強化を目指す「グラスルーツからの日米関係強化(GEN-J)」の一環として、米国中西部・南部から、州務長官・議員・投資誘致機関幹部・ジャーナリスト等の地域リーダー計120人を約1週間の日程で招へいしました。東京で外務省・経団連・JETROでのブリーフィングを受けた後、地方都市を訪問し日本企業の生産現場を見学するとともに、地元ビジネスリーダーとの意見交換等を実施しました。また、歴史・文化施設の視察や茶道や和食の体験も行い、ビジネスだけでなく日本文化や社会への理解を深めました。

訪問先企業で説明を受ける被招へい者の様子の写真

訪問先企業で説明を受ける被招へい者の様子