日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ
国際交流基金は、「文化」と「言語」と「対話」を通じて日本と世界をつなぐ場をつくり、人々の間に共感や信頼、好意をはぐくんでいきます。
独立行政法人国際交流基金(JF)は、世界の全地域において、総合的に国際文化交流事業を実施する日本で唯一の専門機関です。「文化芸術交流」、「海外における日本語教育」、「日本研究・知的交流」の三つの分野を柱として、本部、京都支部、二つの附属機関(日本語国際センター及び関西国際センター)、さらに25の海外事務所(うち二つはアジアセンター連絡事務所)をベースに活動しています。世界と日本の人々が、お互いの理解と絆を一層深められるよう、さまざまな交流をつくり出していきます。
国際交流基金は、「文化芸術交流」、「海外における日本語教育」、
「日本研究・知的交流」の三つのフィールドで事業を展開しています。
海外の異なる文化や芸術に触れる感動は、言語の違いを越えて、相手への興味と共感を生み出します。日本の文化・芸術を幅広く世界に紹介し、人々の心の距離を近づけます。
海外の人たちに日本語を知ってもらうことは、日本への親しみや理解を広げるきっかけとなります。世界中で多くの人に日本語を学んでもらえるよう、各国の日本語学習環境の整備を進めています。
海外での日本研究を支援することは、深い相互理解へとつながります。また、世界共通の課題についてのシンポジウムや共同プロジェクトを通じ、有識者同士の交流を促進します。
国際交流基金は、
文化の各分野で活動する人々が何を必要としているのかを見極め、
いかに良い環境を提供できるかを考えます。
機会を創出し、活動をサポートし、
継続的な交流が可能となるような環境づくりを行います。
国際交流基金は、展覧会や舞台公演、国際会議、海外の文化人の招へいなど、文化交流が行われるための機会を自ら創出し、実現しています。
文化交流のために活動する人々に、資金の一部を提供したり、多くの人の活動を容易にするツール、機会や場所を提供する等、文化交流活動を側面から支えます。
文化交流活動を行う人にとって必要な情報や素材を収集したり、人と人とのネットワークをつくるなど、国際文化交流の土台づくりとすそ野の拡大を継続的に行っています。
History
- 1972
- 国際交流基金(The Japan Foundation)設立
- 1973
- 国際交流基金賞創設
- 1984
- 日本語能力試験開始
- 1989
- 日本語国際センター(埼玉県)設置
- 1990
- アセアン文化センター開設
- 1991
- 日米センター(Center for Global Partnership)設置
- 1995
- アセアン文化センターから旧アジアセンターへ改組(〜2004)
- 1997
- 関西国際センター(大阪府)設置
- 2003
- 独立行政法人国際交流基金となる
- 2006
- 日中交流センター設置
- 2014
- アジアセンター設置