2013年3月23日
日本語教育学会/国際交流基金 公開シンポジウム
日本語教育におけるアーティキュレーション(連続性)
−国際的な取り組みと日本における課題—

グローバル化の急速な進行による世界経済の構造的変化、テクノロジーの進歩、ますます多様化する人の移動などにより、日本国内外の日本語教育は今さまざまな課題を抱えています。海外の日本語教育と国内の日本語教育とのつながり、また、介護・看護の日本語教育や地域における日本語教育・支援なども大きな視野で見ていくことが重要です。そこで求められるのは、単に教育機関などが「連携」するのではなく、プログラム全体としての「アーティキュレーション(連続性)」です。本シンポジウムでは、アーティキュレーションを軸に、社会の動きに対応した日本語教育、日本語教師養成の新しい方向性を探りました。

日時

2013年3月23日(土曜日)14時~16時30分


場所

国際交流基金日本語国際センター ホール


プログラム

14:00-14:05 司会:嶋田和子(日本語教育学会副会長)
14:05-14:55 第1部:基調講演
  • 「日本語教育は生き残れるのか:「なぜ」教えるのかを考える」
    當作靖彦(カリフォルニア大学サンディエゴ校)
14:55-16:30 第2部:パネルディスカッション
  • 「アーティキュレーションにおけるJF日本語教育スタンダードの活用」
    横山紀子(国際交流基金)
  • 「グローバル人材育成のためのアーティキュレーション:J-GAP 中国からの留学生を例として」
    堀井惠子(武蔵野大学)
  • 「一体化する世界のなかで日本語はどう変わりうるのか:暮らしの設計とアーティキュレーション」
    春原憲一郎(海外産業人材育成協会)

フロアーとのやり取り

総括


主催

日本語教育学会・国際交流基金