調査研究
日本語国際センターは、海外の日本語教育の充実を目的として、次の活動を行っています。
1.『国際交流基金日本語教育論集』の発行
国際交流基金の日本語教育専門員、(海外派遣)日本語専門家、客員・非常勤講師、職員等により執筆された「研究論文」、「研究ノート」、「実践報告」及び「報告」を掲載し、海外の様々な国・地域における日本語教育に関する論考や実践等を日本語教育関係者の皆様に紹介しています。
2.調査研究部会
日本語国際センターでは、調査研究部会を設置して、日本語国際センター事業そして海外の日本語教育のために必要な情報収集・調査研究を行っています。
専任講師やスタッフがチームまたは個人で研究を行い、その成果を日本語教育に携わっている方々をはじめ、言語教育、文化交流に関心をお持ちの方々と共有するため、調査プロジェクトの成果を発表したり、研究会を実施したりしています。
2-(1)調査研究部会:海外日本語教育研究会
開催年度 | 開催テーマ |
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2019 | 第22回海外日本語教育研究会 「日本語国際センターのこれまで・今・これから-日本語教育で人と社会をつなぐ-」 |
2015 | 第21回海外日本語教育研究会 公開シンポジウム「21世紀の人材育成をめざす東南アジア5か国の中等教育における日本語教育-各国の教育文書から見える教育のパラダイムシフト-」 |
2014 | 第20回 海外日本語教育研究会 国際交流基金日本語国際センター25周年記念シンポジウム 「課題遂行を出発点とした言語学習デザイン-『まるごと 日本のことばと文化』の挑戦-」 |
2013 | 第19回海外日本語教育研究会 「海外日本語教育機関調査」から見えること、現場からわかること −ベトナムとフィリピンを例に− |
2012 | 第18回海外日本語教育研究会 「JF日本語教育スタンダード」を活用した評価 ‐その実際と課題‐ |
2011 | 第17回海外日本語教育研究会 「JF日本語教育スタンダード」 準拠教材『まるごと 日本のことばと文化』 −その理念と概要− |
2010 | 第16回 海外日本語教育研究会 「Can-doに基づいた授業の組み立て−JF日本語教育スタンダードを利用して−」 |
2009 | 第15回 海外日本語教育研究会 国際交流基金日本語国際センター20周年記念シンポジウム 「JF日本語教育スタンダード−その活用と可能性−」 |
2008 | 第14回 海外日本語教育研究会 |
2007 | 第13回 海外日本語教育研究会 |
2006 | 第12回 海外日本語教育研究会 |
2005 | 第11回 中高生日本語学習者に伝える日本文化とは |
2004 | 第10回 国際交流基金日本語国際センター日本語教材開発とその支援 |
2003 | 第9回 外国人日本語教師と国内中高生との交流 |
2002 | 第8回 中国の日本語教育 |
2001 | 第7回 自国の日本語教育を語る~指導者養成プログラム第1期生による各国事情報告 |
2001 | 第6回 韓国の高校における日本語教育 |
2000 | 第5回 マレーシアの日本語教育 |
1999 | 第4回 ロシアの日本語教育 |
1998 | 第3回 オーストラリアの日本語教育 |
1997 | 第2回 タイの日本語教育 |
1996 | 第1回 インドネシアの日本語教育 |
2-(2)調査研究部会:調査研究プロジェクト
日本語国際センターの研修事業を企画、実施、評価、改善する上で必要な情報収集や研究を行っています。これまでの調査研究プロジェクトの詳細は以下よりご覧いただけます。
3.その他の刊行物の発行
日本語教育通信
海外の日本語教師を主な対象として、教材情報、授業のアイディア、日本事情や内外日本語教育情報等を提供するニューズレターです。1990年から発行しています。※2009年5月よりウェブサイトのみ
報告書「21世紀の人材育成をめざす東南アジア5か国の中等教育における日本語教育-各国教育文書から見える教育のパラダイムシフト-」(2015年9月)
過去の刊行物
- 「世界の日本語教育」日本語教育論文集(1991年~2009年)
- 外国語あるいは第二言語としての日本語教育に関心のある方々のための専門学術論文集です。広く世界から一般公募し、編集委員による審査のもと選考された学術論文部門と実践・事業報告部門の論文が掲載されています。
- 「世界の日本語教育」日本語教育事情報告編(1994年~2004年)
- 世界各国の日本語教育事情(シラバス、教授法、教材、評価、言語政策等)と教育実践についての報告集です。