海外日本語教師 オンライン研修
海外の現職の日本語教師を対象に、オンラインで日本語教育の教授法に関するテーマについて、理論および指導のための基礎知識を学ぶ研修です。2021年度のテーマは「JF日本語教育スタンダード」「日本語教育と文化」「読解の教え方」「文法指導法再考」「ビジネス日本語の教え方―ニーズを調べる」の5つです。なお、この「海外日本語教師 オンライン研修」は日本国籍の方も申請が可能です。
申し込み方法はこちら(申請要領・申請書がダウンロードできます)
実施期間
- 1. 「JF日本語教育スタンダード」
- A:2021年4月1日(木曜日)~5月7日(金曜日)(予定)
※ライブセッション:初回のみ木曜日10時~
毎週火曜日10:00~
B:2021年7月1日(木曜日)~8月4日(水曜日)(予定)
※ライブセッション:毎週木曜日16時~
ただし7月22日(木曜日)を除く
- 2. 「日本語教育と文化」
- A:2021年5月6日(木曜日)~6月16日(水曜日)(予定)
※ライブセッション:毎週木曜日16時~
B:2021年8月3日(火曜日)~9月13日(月曜日)(予定)
※ライブセッション:毎週火曜日10時~
- 3. 「読解の教え方」
- A:2021年6月1日(火曜日)~7月12日(月曜日)(予定)
※ライブセッション:毎週火曜日10時~
B:2021年8月3日(火曜日)~9月13日(月曜日)(予定)
※ライブセッション:毎週火曜日10時~
- 4. 「文法指導法再考」
- 2021年10月5日(火曜日)~11月15日(月曜日)(予定)
※ライブセッション:毎週火曜日10時~
- 5. 「ビジネス日本語の教え方―ニーズを調べる」
- 2021年11月4日(木曜日)~12月15日(水曜日)(予定)
※ライブセッション:毎週木曜日16時~
- ※日程は現時点での予定であり、1~2週間前後にずれたり、短縮や延長をしたりする可能性があります。
- ※1~3のテーマは同内容の研修を年2回実施します。
- ※日程に記載されている曜日と時間は、日本時間です。自国での日時を確認してください。
- ※ライブセッションは1回あたり90分程度を予定しています。
対象者
- 海外の日本語教師(日本国籍の方も申請が可能)
- 教授年数:2年以上
- 年齢:59歳以下を優先
- 日本語運用力:各テーマにつき、申請時点でいずれかを満たしていること
1~3のテーマ
1. 日本語能力試験(JLPT)N3程度以上または旧JLPT2級以上
2. JF日本語教育スタンダードでB1レベル以上
4~5のテーマ
1. 日本語能力試験(JLPT)N2程度以上または旧JLPT2級以上
2. JF日本語教育スタンダードでB2レベル以上
(その他の条件は、申請要領を参照してください。)
研修内容
1~5の研修は、参加者が個別に行う事前学習と、参加者全員で行うライブセッション、個別相談、事後課題等で構成されます。事前学習は、国際交流基金日本語国際センターが新たに作成した教材で個別に学習し、課題に取り組みます。ライブセッションでは、日本語国際センターと参加者全員をオンラインでつなぎ、ディスカッションしながら、事前学習の内容を確認し理解を深めます。
- 1. JF日本語教育スタンダード
- 「JF日本語教育スタンダード」の基本的な考え方と特徴を理解することを目標とします。まずオンデマンド教材(動画)で自習した後、ライブセッションでその内容を確認し参加者同士のディスカッションを通して理解を深めます。
- 2.日本語教育と文化
- 文化の特徴や異文化理解能力、日本語教育に文化を取り入れる意義と方法について、理解を深めることを目標とします。まずオンデマンド教材(動画)で自習した後、ライブセッションでその内容を確認し参加者同士のディスカッションを通して理解を深めます。
- 3.読解の教え方
- 読むことについての理論と読解の基本的な指導法を理解することを目標とします。まずオンデマンド教材(動画)で自習した後、ライブセッションでその内容を確認し、効果的な読解授業を行うためのアイディア交換や問題解決をテーマに参加者同士のディスカッションを行います。
- 4.文法指導法再考
- 文法指導のバリエーションを増やすことを目標とし、各自の現場で何をどのように教えるか考えます。毎回の授業では、授業前に課される課題をもとに、参加者同士でディスカッション等を行い、各自の文法および文法教育に対する理解を深めます。
- 5.ビジネス日本語―ニーズを調べる
- 自分のコースの学習者や修了生が、実際に日本語を使って仕事をするときに、どんな日本語を使う必要があるか調べる必要性やその方法について理解することを目標とします。毎回、事前課題をもとに、参加者同士で話し合います。
お問い合わせ
国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール : urawakenshu@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください)