その他の研修・招へいプログラム
日本語パートナーズ事業の一環としての研修
- 1.日本語パートナーズ派遣前研修
- 日本語パートナーズたちが、現地に渡航し活動する際に必要となる知識を効率的に習得するための約1カ月間の研修プログラム
- 2.日本語パートナーズカウンターパート研修
- (日本語パートナーズを受け入れる海外の学校の日本語教師を対象とする約2週間の研修)
- 実施実績国(2015年~)
- インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ラオス
「日本につながる子どもの日本語教育」事業
「日本語教育の推進に関する法律(令和元年法律第48号)」の第19条で「海外に在留する邦人の子、海外に移住した邦人の子孫等に対する日本語教育の充実を図る」ことが定められ、令和2年に閣議決定された「日本語教育の推進に関する施策を総合的かつ効果的に推進するための基本的な方針」のなかで、「海外に移住した邦人の子孫、外国人と日本人を両親に持つ子に対する日本語教育」については、独立行政法人国際交流基金(JF)が実態の把握と必要な支援を実施することが明記されたことを契機として、2023年度から国際交流基金は日本語国際センターにおいて「日本につながる子どもの日本語教育」に関連する事業を実施しています。
令和5年度「日本につながる子どもの日本語教育関係者ミーティング」
(2023年12月10日~12月20日)
16か国・地域で活動する、日本につながる子どもの日本語教育関係者18名を日本語国際センターに招へいし、各国・地域の現状と課題を共有しながら、共通の課題について理解を深め、今後の取り組みや関係機関との連携について考えるためのミーティングを開催しました。
(メインプログラム:7日間、全プログラム:11日間)
他団体との連携・受託による事業
にほんご人フォーラム Japanese Speakers’ Forum
国際交流基金は2013年より、公益財団法人かめのり財団と共催で「にほんご人フォーラム」を実施しています。
「にほんご人フォーラム」では、これからの社会を生きる世代に求められる能力の育成を目指した外国語教育のアプローチの共有と実践、中等教育における「にほんご人」ネットワークの形成、若い世代の相互理解の促進とグローバル人材の育成を目的として、年に1回の集合フォーラムや、東南アジア各国での関連事業を展開しています。
※東南アジアの5ヵ国(インドネシア・タイ・フィリピン・マレーシア・ベトナム)を対象としています。
これまでに実施された、集合フォーラムは次の表のとおりです。
このほかに、東南アジア各国内でも、にほんご人フォーラムの活動が実施されています。
横スクロールできます
実施年度 | 実施期間 | 参加者 | 主な実施場所 |
---|---|---|---|
平成25(2013)年度 | 2013年9月10日~9月19日 | 東南アジア5ヵ国および日本から高校教師11名、同高校生24名 | 国際交流基金日本語国際センター |
平成26(2014)年度 | 2014年8月25日~9月4日 ※高校生は、8月26日~9月4日 |
東南アジア5ヵ国および日本の教師12名、同高校生24名 | 国際交流基金日本語国際センター |
平成27(2015)年度 | 2015年8月6日~8月14日 | 東南アジア5ヵ国および日本の教師12名、同高校生24名 | マレーシア・クアラルンプール |
平成28(2016)年度 | 2016年8月22日~9月3日 ※高校生は8月22日~8月31日 |
東南アジア5ヵ国の教師9名、同国および日本の高校生24名 | 国際交流基金日本語国際センター |
平成29(2017)年度 | 2017年8月17日~9月1日 ※高校生は8月22日~9月1日 |
東南アジア5ヵ国の教師13名、同国および日本の高校生24名 | 国際交流基金日本語国際センター |
平成30(2018)年度 | 2018年8月23日~8月31日 ※高校生は8月25日~8月31日 |
東南アジア5ヵ国の教師9名、同国および日本の高校生24名 | インドネシア・バリ |
令和元(2019)年度 | 2019年8月2日~8月9日 ※高校生は8月2日~8月11日 |
東南アジア5ヵ国の教師11名、同国および日本の高校生24名 | ベトナム・ダナン |
令和6(2024)年度 | 2024年8月18日~8月26日 | 東南アジア5ヵ国の教師10名、同国および日本の高校生24名 | 国際交流基金日本語国際センター |
かめのり財団のHPでは、「にほんご人フォーラム」の動画や、活動報告が掲載されたニューズレター「かめのりコミュニティ」がご覧いただけます。
博報堂教育財団
日本語交流プログラム
海外の中等教育機関で日本語を学ぶ生徒と引率する日本語教師が来日し、同世代の生徒との交流、日本文化・社会体験を行うプログラム。同プログラムの事前研修として引率する日本語教師を対象にした海外教師日本研修を日本語国際センターで実施するなど、一部業務を受託しています。(2007年より)
全国JET日本語教授法研修
一般財団法人自治体国際化協会(CLAIR)が実施するJETプログラムの参加者で将来日本語教師になりたいと考えている人を対象に行う約一週間の研修です。
お問い合わせ
国際交流基金日本語国際センター 教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)