第5回海外日本語教育研究会「マレーシアの日本語教育」
2000年3月11日(土曜日)13時30分~16時30分
マレーシアは、日本の大学への学部留学予備教育や中等教育の日本語教育において日本からの教師を長く受け入れてきた国です。近年は、日本留学を経験したマレーシア人教師がこれらの機関の教壇に立つようになりました。また、留学制度や教師教育など日本との関わり方にも少しずつ変化が見え始めています。
研究会では、現地の授業を撮影したビデオ上映や、現地での教授経験のある日本人、マレーシア人教師による調査報告や意見発表を行います。
プログラム
- (1)マレーシアにおける日本語教育の概要

- 阿部洋子(日本語国際センター専任講師)
- (2)レジデンシャル・スクールにおける日本語教育

- 坪山由美子(日本語国際センター専任講師)
- (3)学部留学予備教育修了者のその後
- マラヤ大学予備教育課程(AAJ: AMBANG ASUHAN JEPUN)の概要
来嶋洋美(日本語国際センター専任講師)
大学在学生に対する調査を中心に
今井寿枝(国際学友会日本語学校非常勤講師)
マレーシアの諸政策と元留学生
立堀尚子(名古屋大学大学院博士課程)
予備教育・学部留学を経験して
ゾライダ・ムスタファ(広島大学大学院研究生)
発表者プロフィール