「国際フェア2013」に出展しました

2013年11月2日(土曜日)、3日(日曜日)にさいたま新都心・けやきひろばにて、埼玉県のNGOの祭典「国際フェア2013」(主催:公益財団法人 埼玉県国際交流協会)が開催されました。
日本語国際センターも出展し、たくさんの方々に当センター事業を紹介しました。

国際フェア2013の様子の写真1

初日は雨が降りそうな、肌寒いスタートとなりました。多くの方々に立ち寄ってもらえるか心配でしたが、とりあえず準備開始。当センターの研修参加者も応援に駆けつけ、民族衣装、写真、絵はがきなどで飾り、国際色豊かな華やかな展示ができました。

国際フェア2013の様子の写真2

フェアが始まると朝の心配は杞憂となり、たくさんの方々が訪れました。
普段なかなか知る機会がない外国の食べ物や衣装、風景などについて、研修参加者が日本語で紹介してくれたので興味を持たれたようです。
「わたし、外国語しゃべれないから・・・」と尻込みする方も、研修参加者と日本語で会話ができると分かると、安心していろいろ尋ねていました。「日本語お上手なんですね。」「話し込んじゃいました。」という声も聞かれました。

国際フェア2013の様子の写真3

「こちらにいる方は海外で日本語を教えている先生なんですよ。日本語国際センターで研修を受けています。」とお伝えすると一様に「ええ~!」と驚いていました。

国際フェア2013の様子の写真4

ブースでは制作教材WEB版「エリンが挑戦!にほんごできます。」 を体験できます。ゲームやドラマ、クイズを通じて日本語学習ができるこの教材は、日本人でも十分楽しめる教材なので、子供たちに大人気でした。大人でも、体験をし解説を読みながら「へえ!そうなんだあ。」と改めて日本文化について発見したようです。

国際フェア2013の様子の写真5

さて、当センターでは日頃から埼玉県の各種団体と協力しています。

国際フェアでは、埼玉県国際課、埼玉県語学指導助手受入れ活用連絡協議会と協力し、メキシコの遊び「ピニャータ」をしました。この遊びは目隠しした子供たちが順番にくす玉をたたき、割れるとお菓子が出てくるというものです。

当センターのメキシコからの研修参加者が分かりやすくピニャータを説明したところ、子供たちも周囲の大人たちも、初めて体験する遊びに興味津津でした。説明の後はピニャータの歌を歌い、いざくす玉割りへ。大いに盛り上がりました。

国際フェア2013の様子の写真6

フェアの時間はあっという間で、研修参加者はたくさんの方々と交流できたようです。「ずっと話していました、楽しかったです!」という感想がありました。

研修参加者との交流や、制作教材の体験と通じ、多くの方に日本語国際センターを知ってもらえたものと思います。