やりとりの力を測る評価ワークショップ ~JF日本語教育スタンダード準拠ロールプレイテストを活用してみませんか~

国際交流基金(JF)日本語国際センター(埼玉県さいたま市)は、会話力の評価について考えるワークショップを実施します。課題遂行能力(日本語で何ができるか)を測るパフォーマンステストとしてJF日本語教育スタンダード(以下、JFスタンダード)準拠ロールプレイテストを取り上げ、講義やテスター体験を通して、教育現場への活用方法について考えます。
募集要項【PDF:674KB】

1. 日時

2024年1月27日(土曜日)、28日(日曜日)
1日目(10時~12時、 13時30分~16時30分)
2日目(10時~12時、 13時30分~15時30分)
※全日程に参加することを原則とします。

2. 実施場所

3. 応募条件

次の二つの要件をいずれも満たす方

  • 日本語教育の基礎知識がある程度あり、日本語教授経験(アシスタントやボランティアを含む)がおおむね 3 年以上ある方
  • 母語や国籍は問わないが、日本語の講義の理解や日本語でのグループ活動の参加に支障がない程度の日本語力がある方

4. 募集人数

20名(最少実施人数:8名)
応募者が多数の場合は、応募内容を総合的に判断して選考を行い、結果を 2023年12月14日(木曜日)までにEメールにて応募者全員にお知らせします。

5. 受講料

4,500円(税込)
※配付教材の費用を含みます。
※応募結果のお知らせが届きましたら、日本語国際センターが指定する銀行口座に期日(12月20日頃を予定)までにお支払いいただきます。

6. ワークショップ内容

本ワークショップでは、現実の言語使用場面で何がどのぐらいできるかを測るパフォーマンステストとして、JFスタンダード準拠のロールプレイテストを取り上げます。日本語国際センターの講師による講義やテスター体験を通してテストの手順や評価基準を理解し、各教育現場に合わせた活用方法を考えます。具体的には以下のとおりです。

  • JFスタンダードの概要を理解し、A1からC2の6レベルの基準を確認する。
  • 現実の言語使用場面を設定したパフォーマンスタスクと、その評価について確認する。
  • ロールプレイテストの手順や留意点を理解し、CEFR/JFスタンダードのレベル基準でパフォーマンスの判定をする。今回は特にA2~B1に焦点を当てる。
  • ロールプレイテストのカスタマイズの方法を理解し、教育現場に合わせた活用の方法を検討する。

7. 応募方法

以下の応募フォームからお申込みください。
https://forms.office.com/r/uM9mAzC4hB
申込期限:2023年12月3日(日曜日)20時(日本時間)

8. 個人情報の取り扱い

  1. (1)JFは「個人情報の保護に関する法律」(平成15年法律第57号)を遵守し、個人方法を取り扱う際には、適正な収集・利用・管理を行います。JFの個人情報保護の取り組みについては、次のウェブサイトをご覧ください。
    https://www.jpf.go.jp/j/privacy/
  2. (2)応募時に送信された情報は次のような目的で利用します。
    JFは、申請者から取得した個人情報を、当該申請者による同意に基づき、採否審査、採否結果通知、事業実施、事後評価、採用者に対する諸連絡その他一切の申請者及び採用者管理の目的のために使用します。
  3. (3)本ワークショップに応募された方は、上記目的での個人情報の利用に同意したものとみなします。

9. その他のご案内

  • 参加者の方々が本ワークショップの振り返りに活かせるよう、テスター体験の際の音声を録音し、希望する方に共有いたします。録音はロールプレイテストやその他評価に関する調査・研究などにも利用する場合があります。録音に関してご了承の上、ご応募ください。
  • 遠隔地から参加される方は、ワークショップ前日夜(26日金曜日)及び1日目夜(27日土曜日) に日本語国際センターの宿泊施設を1泊3,000円(素泊まり、税込み)でご利用いただけます。ただし部屋数に限りがありますので、利用をお断りする場合もあります。
  • 修了証明書の発行はいたしませんが、全日程参加された場合、希望者には参加証明書を後日発行いたします。

10. お問い合わせ先

独立行政法人国際交流基金(JF
日本語国際センター 教材開発チーム
Eメールアドレス:jfstandard@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください)