平成26年度タイ中等教育公務員日本語教師養成研修

参加者の声

(修了式・歓送会のスピーチから一部抜粋しました)

研修参加者代表
オーさん (パッチャーポーン スワンナアートさん)

パッチャーポーン スワンナアートさん 国際交流基金日本語国際センターの先生方とスタッフの皆様、大変お世話になりました。研修が始まるとき、50人で6時間かけて日本に来ました。桜が満開で、わたしたちのことを待っているようでした。いろいろ心配することもありましたが、センターのスタッフの方が優しく説明してくださったおかげで、安心して日本で生活することができました。最初の授業は日本事情の「日本のおもてなし」という授業でしたが、私たちもその「おもてなし」を感じていました。センターのスタッフの皆さんがあたたかく迎えてくださることがとても印象に残っています。 授業では、新しい教授法をたくさん学びました。きっと学生に役に立つと思います。また、その他にも、書道の授業では、上手に書くことより自信を持って書くのが大事だと先生が言ってくださいました。折り紙の授業では、私たちは子供に戻ったように楽しみました。そして、自分でゆかたを着られるようになったこともとてもうれしかったです。ビジターセッションでは、実際に日本人と会話することで、いろいろなことを勉強できたことがとても印象に残っています。箱根での研修では、旅館の自然な味の夕食、気持ちのいい温泉にも入って、本当にすばらしい体験ができました。大阪での研修は、人々の方言や文化なども違って不安がありましたが、あらかじめ事前学習があったので、とても助かりました。また、高校と小学校を訪問させていただき、日本の教室がどのようなものかを知りました。タイに帰ったら、学生にも伝えようと思っています。ホームステイでは、知らない家族と過ごすことに不安があり、どうすればいいのか、何を話せばいいのかが、よく分からなかったのですが、本当の家族のようにとてもやさしくしてくださって、いろいろな話もできて、とてもいい思い出になりました。 最後に、先生方とスタッフの皆様と仲間が支えてくださったことを感謝しております。50人が集まって、日本語教師として一つの輪を作り、未来に向けて、一緒に歩いて行こうと思っています。


1クラス代表
プイさん (ワンウィサー ワンソーパーさん)

ワンウィサー ワンソーパーさん 皆様、こんにちは。私は1組のプイと申します。今日は代表をしてご挨拶したいと思います。 この研修で過ごした2ヶ月間は皆がいろいろなことを一緒に学んだり、一緒に活動をしたり、いろいろなことを相談したり、たくさんのお話ができました。たまに授業の中でいろいろな意見を言わないといけないので、時々きつい言葉を言っていたりしましたが、その意見があったおかげで、みんなの心も一つにならないといけないと感じました。そして授業が終わった後には、皆が一緒にバレーボールをしたり、テニスをしたりすることができました。夜にもカラオケを歌うことができて、皆も仲良く親しくなれました。それ以外にホームステイプログラムがありまして、日本人と生活することができて、勉強した日本語や文化習慣などを本当に実践しました。タイでは日本人と生活する機会を持つのがなかなか難しいと思います。この活動は非常に役に立ちました。また、先生方やスタッフがいつも支えてくださったことで、家族のようなセンターの生活は素晴らしかったです。温かい気持ちになりました。これからはここで教えていただいた2ヶ月間を忘れずに、もっと自分たちを磨いて頑張って行こうと思っています。ここにいるすべての仲間は最高のプレゼントで、皆さんとの出会いは素敵な奇跡だと思います。毎日皆さんが笑顔で笑ってくれて、絶対に忘れられません。


2クラス代表
エーさん (ギジャーヌグン アリロムさん)

ギジャーヌグン アリロムさん みなさま、こんにちは。エーと申します。2クラスの代表として、あいさつさせていただきます。今日は、この研修で経験したことについてお話ししたいと思います。 今回の研修は52日間という短い期間でしたが、いろいろなことを勉強して、新しい経験もできました。例えば、JF日本語教育スタンダードや学習者中心の授業などで、いろいろな授業の方法を学んだり情報を得ることができました。その他には学校訪問やホームステイなどで日本文化を学ぶこともできました。 2クラスはとても楽しいクラスだと思います。一緒にご飯を食べたり、遊んだりして、楽しく過ごしながら仲良くなることができました。19人のクラスメートと一緒に勉強したり、北浦和や大阪で生活したりしましたが、私はいつもみんなに助けられました。例えば、私が発表する時にドキドキしているとみんなは私を応援してくれて、とても安心しました。悲しい時も嬉しい時もみんなは私のそばにいてくれました。私たちが出会ったのは4月に咲くきれいな桜のようだと思います。私にとってこの研修で得た一番の感動は友達の絆だと思います。私はタイに帰ったら、生徒たちにこの研修で得た経験を伝えたいと思います。 明日はもうタイに帰りますが、私は「さようなら」とは言いたくありません。では、みなさん、また、会いましょう。どうもありがとうございました。


3クラス代表
うさぎさん (リ ナパーポンさん)

リ ナパーポンさん みなさん、こんにちは。私はリ ナパーポンともうします。ニックネームはうさぎです。本日修了式に出席している3組の参加者を代表いたしまして、一言お礼の言葉をのべさせていただきます。 まず、お忙しい中、所長をはじめ皆さん方この会にご出席いただきありがとうございます。先生方のご指導のおかげさまで、これから私達は大きな夢と希望を胸にもって、国へ帰ることができるようになりました。 私たちは帰国してから高校生に日本語を教える予定です。今回の研修に参加していろいろなめずらしい経験をすることができました。また日本人の習慣と文化を習うことができました。とてもいいチャンスだと思います。これから、私たちはいい先生になりたいと思います。来年の10月から参加者の皆さんはそれぞれ違う学校で、どこか知りませんが 日本語を教えることになっています。ここで習ったことをその学校で使っていきたいと思います。 2ヶ月間という短い間、私たちを支えて下さった国際交流基金の皆さん方と先生方、本当にお世話になりました。最後にセンターのますまずのご発展とみなさん方のお幸せをお祈りいたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。 ありがとうございました。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)