平成27年度大韓民国中等教育日本語教師研修
集合写真(川越 喜多院にて)
ホ チャンスさん(許藏水さん/韓国/東洋高等学校/団長)
みなさん、こんばんは
大韓民国中等教育教師研修団の団長 ホチャンスです。
韓国研修団の代表としてスピーチをさせていただきます。誠に光栄です。
7月21日に日本語国際センターに到着したのが昨日のことのようですが、明日韓国に戻ります。この1ヶ月の間、 韓国の研修参加者たちが研修に集中することができたのは日本語国際センターの西原所長をはじめセンターの関係者方々のおかげです。本当にありがとうございました。この場をお借りして心からお礼を申し上げます。 1ヶ月を振り返ってみると、忙しい日々の連続でした。教授法発表会の準備、高校生交流会と韓国語教師交流会、名古屋研修、ホームステイ、歌舞伎鑑賞などを通じて,授業素材の使い方や学習意欲を高めるためにどうするのか、また教育現場で抱える課題を解決しようとがんばりました。日本人との交流会、また日本の文化を体験することが出来て本当に楽しかったし、本当に良い勉強になりました。 蒸し暑い日々が続いても、 先生のほとんどが授業が終わったらセンターを出て、新しい教材とか生教材を探して東京周辺を歩き回りました 。研修授業にも熱心に参加したし、センターの規則もよく守りました。今度の研修参加者たちはみんなやさしくて思いやりいっぱいで、これからの研修参加者同士のネットワークが期待できます。 お互いに教育資料、情報交換など、交流を続けて行きたいと思います。 明日、私たちはそれぞれの教育現場に戻ります。韓国に帰ってもここで学んだことを活用してもっと面白くて、もっと効果的な授業ができるように頑張ります。 日本語国際センターの西原所長をはじめセンターの関係者方々、本当にありがとうございました。 最後にみなさまの幸せとご健康を心からお祈りいたします。
また、お会いできるその日まで、さようなら。どうもありがとうございました。
チェ チョルホさん(崔喆鎬さん/韓国/好梅實高等学校)
こんにちは。
私は1グループの チョイと申します。
一ヶ月間の時間が 本当に あっという間に過ぎてしましました。
近年、毎日の授業において、何かが足りないと感じていたのですが、その打開策が見つからず、工夫改善を焦ったり諦めたりしていました。 そんな時に、日本でのこの研修を知り、私の教員生活においてひとすじの光のような気持ちになりました。また、年齢的にも最後のチャンスだと思いながら 日本の研修に参りました。お陰様で、体験を通して学んだ生き生きした日本の文化は、今後の授業に大いに役に立つものと確信しております。また、新しく学んだ教授法と全国から集まった先生方々の多彩な素晴らしい能力は私を奮い立たせてくれる、たいへん刺激的なものでした。 さらに、名古屋への地方研修に行った時、オアシス21という所で開かれた日本全国から集まったコスプレサミットを見るチャンスもありました。その時に他の先生たちと一緒に体験した、言葉では言えない日本ならではのめずらしい文化のショックはとても印象的でした。 これから、新たな教授法で生徒たちに授業できるという盛り上がった気持ち、その自信、この研修で得た一番の宝物です。 教育を意味する英語、educationは、「引き出す」という意味のラテン語「educo(エデュコ)」に由来するそうですが、この宝物を上手に使って、生徒たちの潜在能力・宝物を引き出せるよう、今後 精一杯努力していきたいと思っております。 最後になりましたが、様々な体験のプログラムや教授法などで 世界最先端の優れた内容のご指導をしてくださった日本語国際センターの所長を始め、先生方やスタッフの皆さんには 感謝の気持ちで一杯です。 誠に、ありがとうございました。
パク ドクファンさん(朴悳煥さん/韓国/慶州高等学校)
みなさん、こんにちは。
日本での生活はいかがでしたか。あっという間に一か月が過ぎました。あのように蒸し暑かった夏の天気が夜になると、涼しくなりました。これは私達の研修が終わる兆しではないかと思います。 家族と離れて他国で1か月間暮らすのは簡単なことではないですね。でも、自分なりに目的があるから、この研修に参加しました。私はこの研修を通して新しい教授法を習い、日本文化を体験して学生達に面白い授業をしたいので、遠い日本まで来ました。 日本に来た21日は暑くて暑くて寝られなかったですが、今は目覚まし時計がないと、起きられません。だんだん日本の生活に慣れて行きますが、私達は韓国に帰らなければなりません。 みなさん、今度の研修はいかがでしたか。楽しかったですか。つらかったですか。 私は今度の研修を振り返ってみると、つらかったことはあまりなくて、おもしろいことが多かったです。運動が好きで、バドミントンやサッカーをしたり、授業が終わってから埼玉の周りにある体育館に行って運動したこと、名古屋に行って、コスプレを見たこと、おいしい食べ物をたくさん食べたことなど面白い思い出がたくさんありました。 私が生まれて、発表をこんなにたくさんしたのはこの研修が初めてです。あるグループでは一番若いから発表、あるグループでは一番年をとっているから発表、あるグループでは男だから発表。スピーチは一番ハンサムだから発表(冗談です)これも面白い思い出になりました。 センターで日本語、日本語教授法、文化などいろいろなことをたくさん習いましたが、これよりもっと大切なのは、センター先生達と研修団との出会い、すなわち、人間関係じゃないかと思います。袖擦り合うも他生の縁という日本の諺がありますね。この研修が終わりではなくて新しい始まりではないでしょうか。 悔いのない1ヶ月を過ごして家族のもとに帰ります。金曜日から頑張って学校で働きます。2学期が楽しみです。
皆さん、お元気ですごしてください。
ありがとうございました。
イ ジュヒさん(李珠姫さん/韓国/漢川中学校)
まず、私のような者にスピーチをする機会を譲ってくれた、3クラスの皆さんに感謝の意を表したいです。
では、始めます。センターでの生活は本当に満足の連続でした。
私事になりますが、子供が生まれてからずっと慌ただしい毎日でしたが、この1ヶ月は、一人部屋、一人暮らしの中、静かに眠って静かに起こることができ、それがなにより貴重なプレゼントでした。施設もよく、食事から交通費、本、USBの配布まで細かい心遣いを感じました。私たちは勉強や課題の合間に、バトミントン、ジョギング、水泳、テニスも楽しむことができました。 この1ヶ月は、感謝と学びの連続でもありました。
空港での出迎えや名古屋研修に連れて行ってくださったエスコートのかた、ありがとうございました。紙に集合場所や時間を書いて説明するやり方はとても素晴らしいです。これから生徒を引率するときには、このやり方を使いたいと思います。 授業を担当してくださったすべての先生、本当にありがとうございました。韓国だったら1ヶ月ではとても学べないたくさんのことを教えていただきました。特に担任の先生は自由な雰囲気の中で私たちを優しく導いてくれました。よく冗談や変なことを言って雰囲気を和らげてくれました。私たち3クラスは先生のクラスで本当に幸せでした。 韓国の中学校や高校の日本語教育は今とても厳しい状況に置かれています。この研修で学び、見、感じたものを使えばきっとこの状況を乗り越えることができる、そんな気持ちがしています。 最後になりましたが、食事やお掃除、警備などをしてくださった方々、そしてお世話になったすべての方々に心からお礼申し上げます。
本当に、本当にありがとうございました。
お問い合わせ
国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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