平成27(2015)年度 タイ中等教育公務員日本語教師養成研修
集合写真
研修参加者代表
オームさん(ピラーワン チャニダーさん)
タイ中等教育公務員日本語教師養成研修のチャニダーと申します。研修参加者を代表してごあいさつ申し上げます。50人の私たちはタイの各地方から来ました。国際交流基金バンコク日本文化センターで1ヶ月研修を受けた後、ここ浦和センターで2ヶ月研修を受けました。50人の中には日本に来たことがある人も、はじめて日本に来た人もいます。たとえ日本に何回も来たことがある人であっても、今回の訪日は前回と違っています。なぜかというと、今回は公務員日本語教師として研修を受けに来たので、役割と責任が前回とは全く変わっているからです。 私たちは、日本に来て毎日新しいことを楽しんだり体験したりすると同時に、やはり困ったこともありました。例えば、新しい生活への順応、病気、ホームシックのことなどでした。しかし、国際交流基金の先生とスタッフの皆様のおかげで、今日まで順調に研修をつづけることができました。 今回の研修では、私たちは浴衣、茶道、書道、朗読、日本の凧、相撲観戦、ホームスティなどいろいろな体験ができました。これらの活動によってボランティアとホストファミリーの皆様と出会ったり交流したりして、本当に素晴らしい経験でした。これは私たちの一生のよい思い出になるでしょう。 帰国後、私たちはタイの各地方の日本語教師になります。ここでの勉強と体験をもとに、学習者に日本語と日本の文化を正しく楽しく教えようと思います。教師は人を作る仕事なのでこれからの道は大変かもしれませんが、頑張り続けますので、これからもよろしくお願い致します。 最後に、タイ中等研修参加者の代表として皆さんに心をこめて感謝申し上げます。皆様、いつも色々お世話くださり、誠にありがとうございました。この研修が終わっても、いつか 日本又はタイで皆様とお会いしたいので、よろしければこれからも連絡を取り合いましょう。皆様、お体にお気をつけください。
1クラス代表
タッチャンさん(デチャパンヤー タッチャンさん)
皆さん。こんにちは。1クラスのタッチャンと申します。この2か月、私たちは、雪、桜、地震など色々な経験をしました。私たちはとてもラッキーだと思います。思い出したら、いつでも幸せになるでしょう。 このセンターは勉強するのに、いいところだと思います。授業の中では、日本語や日本文化だけではなくて、様々なタスクにより他の人と意見を交換したり、チームで作業をしたりして、本当にいい経験でした。やはり、チームで作業するのは、意見が合わない時もありました。私たちはどうしたらチームの作業が進んで完成できるのか、一緒に考えて決めなければなりませんでした。これからの教師の仕事として、重要なことだと思います。それに、いろいろな国から来た先生方と出会い、話すこともできて、新しいアイディアも得られて、よい勉強になりました。 先生とスタッフのみなさんのおかげで、毎日安心で家族のように感じました。どんな小さなことでも、いつも面倒を見ていただきました。皆さん、誠にありがとうございました。私たちはここで勉強したことや全ての経験を一生懸命、学習者に伝えます。皆さん、お体にお気をつけください。
2クラス代表
ピックさん(ブンペン ナタキットさん)
皆様、こんにちは。私は「ピック」と申します。2クラスの代表としてスピーチさせていただきます。2ケ月間ぐらいずっと頑張った研修参加者の皆さん、お疲れさまでした。先生の皆様、ありがとうございました。 日本の研修が始まったのは4月からでした。4月といえば春です。春といえば始まる季節です。つまり、私たちが日本語教師になるトビラは、その時から開きました。しかし、本当の先生になれるように、文化的な活動もたくさん勉強しなければなりませんでした。浴衣もきたり、凧も作ったり、書道もしたり、茶道もしたりしました。それに私たちは一生懸命勉強して、プロジェクトもしました。 私たち2クラスは、もともと、タイの研修から一緒に勉強してきましたが、日本に来てから、私たちの人生は少し変わりました。新しい担任の先生と勉強しました。初めに会ったときはとても緊張しましたが、たくさん「まるごと」の授業をして、どんどん慣れていきました。教室の中は、いつもにぎやかで、担任の先生はいつも笑顔です。優しくてかわいい先生です。 また、いろいろな新たな知識も教わりました。相撲を見学したり、関西で地方研修もしました。4月から今までずっと頑張りました。皆さんと一緒に経験が出来て、皆さんと一緒に感動をして、皆さんと一緒に楽しい時間を過ごして、一生忘れない思い出になりました。つらいことも楽しいこともあったかもしれませんが、皆さんの力で、ここまでたどりつけました。この修了式が終わっても、私たちの教師の立場が終わるというわけではありません。この春が終わっても日本語教師の責任はまだ、続いていきます。 最後に皆様に伝えたいことがあります。修了式といえば、「さよなら」という寂しいテーマだけではありません。私たちにとってそれは「また会いましょう」という意味だと思います。「さよなら」の代わりに「また会いましょう」といいましょう。 この研修が終わっても私たちの絆が切れるというわけではありません。先生方、センターの皆様、本当にお世話になりました。本当にありがとうございました! いつか、きっと、また会いましょう。
3クラス代表
オパールさん(ピラブート ゲーシリンさん)
こんにちは。私はオパールと申します。3クラスの代表として、あいさつさせていただきます。 研修参加者の皆さん。このたびはお疲れさまでした。 これまで先生方には本当にお世話になり、どうもありがとうございます。 研修が始まって、新たな素晴らしい出会いがたくさんありました。皆さんと一緒に様々な活動をして、とてもいい思い出になりました。この2ヶ月間には、雨の日も、暑い日も、寒い日もありました。楽しい行事に心がはずむ日もあるし、寒くてなかなか起きるのがいやだなと思った日もありました。それでも皆さんは毎日早く起きて、一生懸命勉強して、新しい場所を見学して、日本の文化などを体験して、ここで修了式を迎えることになりました。今から、皆さんはタイへ帰ってお仕事をしたり、実習をしたりします。 ただ、本日はみんなのお別れではありません。これからもまだ日本語について様々な情報や自分のことを交流することができます。また、私たちはタイに帰ったら、生徒たちにこの研修で習った経験を伝えたいと思っています。 皆さんの頑張っているあいだ、最初の日から今日まで、毎日温かい目で見守ってくれた関係者の皆さん、そして多くの先生方のことを私たちは決して忘れません。 私たちからの贈る言葉は「ありがとう」という言葉です。感謝の気持ちを込めて「ありがとう」の言葉を贈ります。
お問い合わせ
国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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