平成28年度“日本語パートナーズ”カウンターパート日本語教師研修
参加者の声
(修了式・歓送会のスピーチから一部抜粋しました)
大分地方研修(ベトナム・マレーシア)
ノームスさん(パグダンガナン ノーマン B./PAGDANGANAN NORMAN B./フィリピン/カルロス アルバート高校)
今、うれしさと悲しさで、ふくざつな気もちです。なにを言ったらいいのかわかりません。2か月の研修は長いと思いましたが、今とっても短かったと感じています。本当に日本語の勉強はむずかしかったです。毎日、日本語で話したり、書いたり、答えたりしました。授業の活動は、とてもすばらしかったです。いろいろな文化に出会って、たくさん発見がありました。 たこ作り、かぶき、ホームステイ、ゆかたや茶道の体験、京都と奈良の地方研修など、どれも忘れられないので、ぜんぶ大切な思い出です。 それから、やさしくて親切な人たち、美しいことばや景色、便利な生活、とっても便利なかんきょう、私たちはみな、日本が大好きです。 すべての思い出をけっして忘れません。そして、思い出や学んだことをすべて、私たちのせいとやみんなに伝えたいと思います。 みなさん、本当にどうもありがとうございました。チャンスがあったら、もういちど日本に来たいです。また会いましょう!
ウタミさん(ワフユ ウタミ/WAHYOE OETAMI/インドネシア/コレセ サント ユスプ高校)
こんにちは。わたしたちは、感謝の気持ちを伝えたいと思っております。2週間ぐらいセンターにいて、いろいろなことを勉強したり、文化を体験したりしました。とくに、プロジェクトワークを通して、2013カリキュラムで、どうやって文化の授業をあつかったらいいかわかりました。
たいへんでしたが、これからはもっと生徒にわかりやすく教えられると思います。インドネシアに帰って、このいい体験を先生たちや生徒たちに教えてあげたいです。約2週間のあいだ、お世話になりました。どうもありがとうございました。
カルシさん(ニ クトゥット カルシ/NI KETUT KARSI/インドネシア/ウブド第1国立高校)
24人のインドネシアのCPの代表で、あいさついたします。私達は2週間ぐらい研修させていただき、とてもうれしく思います。
この研修で、私達はそれぞれの学校のパートナーズとコラボレーションができるように色々な活動をしていただきました。日本語、文化体験、TT、プロジェクトワークは、コラボレーションのために役に立つと思います。
プロジェクワークの時、ボランティアとアイディアを相談したり、一緒に外で体験したり、日本語を話すチャンスが沢山あったりしたので、とてもいい経験だったと思います。また地方研修、東京体験、文化体験で異文化を沢山学びました。とても素晴らしい紅葉、伝統文化、モダンな文化を見ました。
沢山びっくりしたことがあります。社会全体で色々な工夫があることです。たとえば、目が見えない人のための点字ブロック、大きい交差点での信号音、タバコを吸う場所、きれいな公衆トイレ、便利な交通、ごみの捨て方などです。それを見て、私達は、日本人はとても規則を守っていると思いました。そして、面白いことは、伝統的なことを大切にしていますが、先端技術も発展していることです。
こちらで習ったいろんないいことを帰国してから使っていきたいと思います。ありがとうございました。
チャウさん(レ ファン トゥイ チャウ/LE PHAN THUY CHAU/ベトナム/クオック ホック高校)
ベトナムとマレーシアの先生たちの代表として一言ご挨拶させていただきたいと思います。
国際交流基金日本語国際センターの皆さまにお世話になり、心から感謝したいと思います。すごく寒いですが、どこへ行っても、センターに戻ると人のこころの暖かさが感じられます。2週間は短い時間でしたが、たくさんの知識を身につけました。文化体験や授業は楽しかったです。
授業では、はじめに先生にシャドーイングを練習させてもらいました。ほかにパートナーズとのコミュニケーションについて学びました。日本とベトナムとマレーシアの学校教育の違いについて勉強しました。グループで一つのテーマについての違うことと同じことを調べて、発表しました。おもしろくて、いろいろなことが分かりました。そして、みんなは仲良くなりました。
防災体験はちょっとこわかったですが、おもしろかったです。日本は地震が多いので、防災対策が必要です。この体験のおかげで、いい勉強になりました。
日本の温泉が有名だと聞きましたが、はじめて大分で直接見られました。大分県の皆様に暖かく歓迎していただいて、感動しました。くわしく紹介していただいて、日本の地方のことが理解できました。とくに学校と大学の見学が有意義だったと思います。
2週間、いろいろなことを体験できたので、日本の生活とルールがわかるようになりました。それから、授業が終わったあと、自由に歩いて、日本人と話しました。日本人は、分からないところがあったとき、詳しく説明してくれました。日本人は本当にやさしいと思います。
今日は最後の日です。残念です。かならず、国に帰ったら、生徒たちに身につけた知識を伝えてあげます。生徒が日本の文化がよく分かるように、録画したビデオや写真を見せて、体験したことを話します。ぜひ日本人のパートナーズといっしょに、おもしろくて、いい授業を作りたいと思います。ぜったい日本での思い出をわすれません。本当にありがとうございました。
ノンヤオさん(ノンヤオ ニアムセン/NONGYAO NIAMSANG/タイ/ダムロンラットソンクロ学校高校)
今回、私たちはこの研修に参加できて、とてもうれしかったです。どうもありがとうございました。
2週間はみじかくて、すぐに終わってしまいました。研修では、日本語、日本文化、日本の社会体験ができました。地方研修で関西に行ったときは、大阪のホテルに泊まって、昼間は京都を見学しました。どこもおもしろかったです。「おおきに」という京都のことばも知りました。とてもいい経験でした。写真もたくさんとりました。
センターにもどってからは、日本人ボランティアの人たちと町で写真をとったり、インタピューしたりして、たくさん資料を集めて、発表会をしました。また、文化の授業では、プロジェクトワークで集めた写真を授業でどう使うか相談して、日本語パートナーズの人たちに紹介しました。タイに帰ったら、授業でやってみたいと思います。
参加していたCPの先生方はみんな色々な所から来ていたので、知っている人もいるし、初めて会った人もいます。一緒に研修して、みんな仲良くなりました。私たちは、気温35度の暑い所から、今、10度の所に来て、とても寒いですけれど、センタースタッフや先生がた、そして CP研修24人のおかげであたたかい心で生活できました。タイに帰ってまたこのCP研修ネットワークをつづけて行きたいと思います。
私たちが帰国して、しばらくすると日本語パートナーズの日本人の人たちが学校に来ます。その日本語パートナーズの人たちと上手な授業をいっしょにやりたいと思います。どうもありがとうございました。
お問い合わせ
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教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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