平成29(2017)年度 タイ中等教育公務員日本語教師養成研修

研修参加者の声

(修了式・歓送会のスピーチから一部抜粋しました)

タイ中等教育公務員日本語教師養成研修の集合写真
地方研修 金沢にて

研修参加者代表
キムさん(スポウンシン ジラーウット)

キムさんの写真 約二ヶ月間、短い間でしたが、私たちは様々な人に出会って、多くの体験と経験を得、日本文化をたくさん学ぶことができました。その貴重な経験はこれから教師になるための私たちにとって、非常に役に立つものになると思います。 私はここで研修を受けるにあたり、自分の目標がありました。 一つは痩せて帰ることです。しかし、日本料理がとても美味しすぎて、食べずにはいられなかったので。残念ながら、この目標を達成することはできませんでした。 でも、もう一つの大きな目標を達成することができました。それは、研修生の皆さんと仲よくできたことです。みんなは、私にとって大切な仲間として大きな存在だと思います。なぜならば、これから私たちは一緒に先生になるからです。明日から、タイに帰って、私たちは別れます。寂しい気持ちがたくさんありますが、ここでみんなで研修ができて、記憶の宝物になります。いつかタイで再会したいです。 最後に、この貴重な時間を作っていただいたのは国際交流基金です。おかげで、私たちは国際交流基金のスタッフの皆様や先生方や優しいボランティアの皆様と出会うことができませんでした。今日で研修は最後となりますが、率直に言いますと残念なかぎりです。これから、ここで習ったことを無駄にしないように、いい先生を目指したいと思います。本当に、二ヵ月間お世話になりました。重ねてお礼を申し上げます。


1クラス代表
イムさん(ピスット オラダー)

イムさんの写真 早いもので、ここに来て2ヶ月が経過いたしました。私たちにとってはあっという間の2ヶ月間でした。思い起こせば、この2ヶ月間国際交流基金 日本語国際センターで、私達は日本語の勉強のみならず、日本の文化など多くの貴重な体験をすることが出来ました。その中で、分からないことがあったときは先生方、職員の皆様はいつも優しく 私達を助けてくださいました。 この研修では、日本語や文化だけではなく、人間関係など様々なことを学ぶことができました。授業が終わった後、毎日出かけて、たくさん日本語を使いました。そして、日本人の生活も見ることができ、私たちの視野が広がりました。 授業から学んだことも色々あって、先生方が一生懸命教えてくれました。言語と文化以外、私たちにとって、役に立つこともアドバイスしてくださいました。
そして、ここで私たち50人がいつも一緒に行動して、一緒に活動しましたね。
だんだん親しくなって、私たちは同じ家族みたいです。これらの思い出は忘れずに、私たちには一生の思い出です。
私達はタイに帰国しましたら先生として働き始めますが、ここで学んだことを活かし 言語や文化 さらに、人間関係など様々なことを教えることのできる先生を目指していきたいです。みなさん。これからの人生はどんなに辛くても、どんなに大変でも、負けずに、一緒に頑張りましょう。


2クラス代表
チャーンさん(ゴンナ ニコム)

チャーンさんの写真 日本に来る前、私は家族と離れて、海外で一人で暮らすことは大変で、きっとさびしくなると思いました。しかし、国際交流基金日本語国際センターが良い環境を用意してくださったおかげで、考えが変わりました。友達や日本語パートナーと一緒に食事したり、スポーツをしたり、して、全然さびしくなかったです。ここにいる間はすごく貴重な時間だと思いました。 授業はとても楽しくて、日本語だけではなく日本の文化も勉強できました。例えばホームステイ、学校訪問、地方研修などです。日本についてはこの研修で体験したことを生徒たちにもっと細かいところまで説明できるようになりました。私たちにとっては良い経験で、とても参考になりました。 タイに帰国したあと、私たちは仕事とか実習などで忙しくなると思いますが、国際交流基金日本語国際センターで勉強したことに基づいて自分たちの授業を全力で行います。また、私たちは日本にいる間に皆様にお世話になったことを忘れずに、生徒に目標とされるような日本語教師になれるように頑張りたいと思います。 最後に、私たちがここまで充実した毎日を送ることができたのは、色々サポートしてくださったみなさまのおかげです。本当にお世話になりました。ありがとうございました。


3クラス代表
ゲットさん(チャイントロン パリンヤー)

ゲットさんの写真 2ヶ月の間に 私たちのクラスは幸せなクラスだったと思います。私たちは、楽しく勉強しました。3クラスの雰囲気は本当にすばらしかったです。 授業について言えば、教授法、言葉と文化を習いました。とてもいい勉強になりました。前は私たちは日本の文化を教えるのが難しいと思いました。これからはARCSモデルと文化の三つのPで日本の文化を教えるのが分かりやすいと思います。国に帰って、この教え方はきっと学生に役に立つと思います。勉強する時、難しくても、面白かったです。 授業ばかりでなく日本文化の体験もいっぱいさせていただきました。例えば、書道、茶道、ふろしき、日本の祭り、地方研修などです。そして、中学校、小学校の訪問によって、日本の教育現場で生徒や教師と交流ができたことも忘れられません。国に帰って職場の同僚と生徒に日本の学校での経験を話したいと思います。 先生方、色々お世話になりました。 授業準備や作文のチェックや教授法成果発表会の準備などで先生方も大変お疲れ様でした。色々教えていただき、ありがとうございました。 私たちは授業を終わった後で、廊下でにぎやかになりました。私たちはギターを弾いたり、私たちの国の歌を歌ったりしました。娯楽室で、ピンポン、ピアノ、カラオケ、色々楽しみました。帰国しても、その大事な時をきっと思い出します。 最後に、参加者の皆様も50人の新しい友達ができたと思います。皆様も私もたいへん嬉しいです。私はさよならは言いません。また会いましょうねと言いたいと思います。ありがとうございました。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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