平成30年度中国中等学校日本語教師研修 参加者の声
集合写真(嵐山にて)
ソン ショウカクさん(孫 肖珏さん/SUN XIAOJUE/上海市甘泉外国語中学校(上海市)/団長)
私は上海市甘泉外国語中学の孫肖珏です。今回の研修団の団長を務めさせていただいてきました。今日は中国中等日本語教師研修のみなさんの代表として、挨拶申し上げます。
初春の頃から、私は(中国の)全国各地の先生たちといっしょに、美しい埼玉県の北浦和に来て、日本語国際センターで研修でき、本当に有り難く思っております。国際交流基金のお招きに、心より感謝しております。
センターの先生方は、この51日の研修で、様々な授業や課題を用意して、いろいろ教えてくださいました。日本語と教授法の勉強だけではなく、ボランティア活動や、日本文化の体験などもありました。その上、学校訪問、清掃工場見学、地方見学、ホームステイなどを通して日本人と深く交流し、日本をより詳しく知ってきました。異文化の理解を促すこともできました。今回の研修を通じて、言語能力から教授法まで力を伸ばすことができました。多くの成果を持ち帰って、是非とも自分の学校で活かしていきたいと思います。
研修中、センターの先生方やホームステイの家族の皆様からいろいろお世話になりまして、本当に心より感謝しております。
1クラス
オウ コウヨウさん(王 向陽さん/WANG XIANGYANG/済南外国語学校(山東省)/副団長)
みなさん、こんにちは。時間がたつのは本当に早いですね。あっという間に2か月ぐらいの研修は順調に終わりました。中国中等研修の研修参加者にとってはなかなか忘れられない2か月だと思います。日本語国際センターが今回のありがたい研修のチャンスをくださいまして、誠にありがとうございました。
2か月の研修でいろいろ勉強になりました。特に日本語の教え方、日本事情、生教材、コーパスなどいっぱい収穫がありました。また、ホームステイや地方研修を通じて、日本の生活、風俗、文化などに対して、もっと深く理解いたしました。いろいろな勉強、いろいろな体験になりましたので、一言ですべてまとめるのは難しく存じます。今回の研修は中国中等の研修参加者の日本語の授業にすごく役に立つと信じます。帰国してから、研修で勉強したことを日本語の同僚と共有したりして、みんなで日本語の教育の発展及び中日友好交流のために、頑張りたいと思います。
2クラス
ゲン シンさん(阮 真さん/RUAN ZHEN/小欖市小欖中学校<広東省>)
私は広東省中山市小欖中学から参りましたゲンシンと申します。本日は中国中等日本語教師研修2クラスを代表いたしまして、ご挨拶をさせていただきます。このたびの研修ではいろいろお世話になりまして、心より御礼申し上げます。あっという間に約2か月間の研修が終わりを迎えます。今は名残惜しい気持ちでいっぱいです。
センターにいた研修生活を振り返ると、楽しくもあり、忙しくもあり、忘れられない貴重な思い出になると思います。ここで授業を受けて、日本事情や日本語教授法などを勉強したり、先生の親切なご指導の下で教案を作ったり、宿題をしたりして、もう一度学生時代に戻ったような気がします。そして、地方研修で日本の着物や金箔貼りなどの日本の伝統文化を体験させていただき、本当に楽しくて勉強になったと思います。また、岩槻高校や泰平中学校への訪問も印象的でした。実際の教育現場を見ることができ、また生徒との交流を通じて、日本の教育事情についての理解が深まりました。それから、1泊2日のホームステイでホストファミリーの方々に親切に受け入れていただきました。たこ焼やイチゴ狩り体験など、私がお世話になったご一家の温かいおもてなしに感動しました。最後に、授業を担当してくださった先生方や、授業に協力してくださったボランティアの方々、センターの食堂のスタッフの方々、管理室のスタッフの方々、そして、一緒に研修している多国籍の研修参加者たち、みなさんとともに過ごした2か月間が一生忘れられない思い出になります。
帰国してから、今回の研修で学んだことを自分の仕事に活かそうと頑張っていこうと思っております。結びに、中国中等研修にご尽力いただいた方々にお礼を申し上げるとともに、今後日本語国際センターのますますのご清栄をお祈り致します。
お問い合わせ
国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角@マークに変更してください。)