平成30年度 海外日本語教師短期研修(夏期) 参加者の声
研修参加者の声
※平成30年度研修は36名が参加しました。
(実施期間:2018年6月26日~2018年8月20日)
(修了式・歓送会のスピーチから一部抜粋しました)
修了式の日に
研修参加者代表
ミッチャンさん (ゴンザレス ミチェル/GONZALEZ VIVAS MICHEL ALEXANDER/ベネズエラ/パンダ学園)
この2ヶ月間、このセンターで沢山のことを学んだり、経験したりしました。文化の先生の皆様、日本文化と日本の社会のことを色々教えていただいて、私たちにとってとってもいい経験になりました。ありがとうございました。 ホームステイの家族の皆様の家で色々教えてくださって、一緒に散歩したり、美味しい料理を作ってくださったり、楽しいお話をしてくださってありがとうございました。日本の家庭についても沢山学びました。 そして、総合日本語と文法の先生方、私達がいい日本語教師になるために私たちの日本語力とコミュニケーションスキルを上げるサポートをしてくださって誠にありがとうございました。 また、夏の短期研修担当の先生方、この2か月間日本語と日本文化と異文化をもっと深く考えさせて教えてくださってありがとうございました。誠に感謝しております。 最後に、私たちはそろそろそれぞれの国へ帰ります。国際交流基金日本語国際センターで経験したことと学んだことを大切にして是非それぞれの学校やコースで毎日一所懸命立派な授業を作って、いい教師になって、いい人間を作って行きましょう。私たちが変わったら、世界も変わります。 私もこれからも、こちらで学んだことを生かして、自分の国で日本語を勉強している学習者と日本語教師になりたい学生達をサポートをしたいと思います。 皆様、この2か月間本当にお世話になりました。心から感謝しております。
研修参加者のみんな、お疲れ様でした。みんな、素晴らしい!
ありがとうございました。
1クラス
リオさん (ルスタリオ ノフィアント/LESTARIO NOFIANTO/インドネシア/ペンビナバンサ専門学校)
私は、日本に来たのははじめてです。大学生のときから、この国に来ることは私の夢でした。そして、2018年6月26日に私は日本に足をおくことができました。夢がかなって、ほんとうに良かったです。日本語の先生になって7年ぐらいたちましたが、多くの人が私にいつも「日本に行ったことがありますか」と質問します。私にとって、この質問は問題でした。しかし今、私はその質問に答えることができます。もう心配する必要はありません。 わたしたち、1クラスのメンバーはこの研修でたくさんのことを経験しました。特に1クラスの友達はフィリピン、ベトナム、タイ、メキシコ、インドネシアとちがう国から来ていますが、私たちはよくコミュニケーションすることができます。 みんなとてもやさしいです。おなじクラスで色々な国の人と一緒に日本語や教授法や文化について勉強できたのはすばらしいことだと思います。 そして、日本語国際センターの先生方もやさしいです。先生方は、私たちのことをよくわかっていらっしゃいます。私たちの日本語はまだ上手ではありませんが、先生方は私たちが話すことをわかってくださいます。ほんとうにありがとうございました、それから、私たちのホームステイファミリーのみなさん、ほんとうにありがとうございました。国に帰ってからも私たちのよい関係が続くことを願っています。ほかにも、日本にいる間、私たちはいろいろなところへ行くことができました。それから新しいものを見て、新しい経験をすることができました。そして、日本の文化と日本人の生活をよく知ることができました。このような経験は、私たちにとってとてもよい勉強になりました。国に帰ってから他の人にたくさんおもしろい話ができると思います。2か月間、ほんとうにありがとうございました。みなさんをわすれません。また会いましょう!
2クラス
アンジュさん (アンジュ チャトゥーランガニ ヘーワゲー/NJU CHATHURANGANI HEWAGE/スリランカ/アナンダ カレッジ)
2か月間、夏の短期研修に参加させていただき、本当に感謝しております。
研修期間中、2クラスでは、日本語のコミュニケーション能力をレベルアップするための「総合日本語」の授業では、先生方に分りやすく教えていただきました。また、文法の理解を深めるための文法の授業は楽しく、いつも大笑いしながら勉強しました。センターの先生方は、私たちの日本語を上達させるため、何回間違えても、優しく指導してくだいました。本当にありがとうございました。 また、自分たちの教え方を振り返り、改善する「教授法」の授業でお世話になった先生、そして、毎日、毎日、私たちに愛情いっぱい伝えてくれた担任の先生、色々なことを学んで、勉強になりました。私たちが担当している学生は初級から中級ぐらいレベルなので、学生のやる気をアップするために、とても参考になりました。クラスのみんなが課題遂行型授業に興味を持ちました。具体的な教室活動も学ぶことができました。帰国後、学んだ活動をぜひ実践したいと思います。 また、日本文化体験や異文化理解能力を向上させる活動も、印象に強く残りました。例えば、風呂敷、プレジェクトワーク、生け花ワークショップや、国立劇場で歌舞伎を見に行ったこと、ゆかた、うちわ、朗読ワークショップなどもとても楽しかったです。 この経験を自分たちの生徒に伝えようと思います。
最初、2か月は長いと思いましたが、あっという間に時間が過ぎていきました。もうすぐ帰国しますが、夏の短期研修プログラムのこと、センターの先生方、2クラス、そして研修参加者の皆さんのことは、一生忘れられません。
最後にセンターの先生方とスタッフの皆さま、2か月間、大変お世話になり、どうもありがとうございました。
3クラス
ニャンさん (ドン ティ タン ニャン/DONG THI THANH NHAN/ベトナム/チューヴァンアン小学校)
はじめは2ヶ月は結構長いなと思いましたが、実際にはあっという間に時間が過ぎていきました。 今回の研修を通じて、教師の仕事を新しい角度から見ることができました。教授法の授業ではよい授業とは何ですか、よい先生はどんな先生ですかというようなことを考えたり、授業の仕方について様々なアイディアを他の研修参加者と共有しました。教授法発表会を終えて、これから一人でも教え方を改善できるという自信がつきました。また、総合日本語の授業では 久しぶりに学生の立場になりましたので、自分の学習者の気持ちもよくわかりました 。 そして、授業だけでなく、歌舞伎や埼玉見学などの日本文化体験にも参加させていただいて、とても勉強になりました 。この体験を帰国してから自分の授業に活かしていきたいです。
4クラス
サラさん (リブレニャク サラ/LIBRENJAK SARA/クロアチア/ユライ・ドブリラ大学プーラ)
開講式で砂川所長より、「2か月間は長いですか、短いですか」と言う質問がありました。
今、答えがはっきりとわかります。研修の2か月はあっという間に経ってしまいました。
センターに来たばかりのときは日本での生活がうまく行けるか、他の国の人と仲良くなれるか、日本語の授業の内容が理解できるか、などと色々な不安を抱いていました。 しかし、センターの皆さまが私たちを温かく歓迎してくださったおかげで、安心して、勉強に集中することができました。 研修を通じて、日本語、教授法、日本文化といった分野において幅広い知識を得ることができました。 総合日本語においては、いいコミュニケーションが取れるように、私たちが持っている知識、新しく得る知識をどう活用すべきか教えていただきました。今まで挑戦したことのないことを体験させていただきました。 初対面の人との会話の練習と人間関係についてのエッセーの指導をしてくださった先生、人の関心を引く映画批評、社会問題のディスカッションにチャレンジさせてくださった先生、私たちの生活に深く関わっている分野に関心を持たせてくださった先生、言葉の意味は辞書のなかにあるものではなくて実際に生きているものということに気付かせてくださった先生に感謝の気持ちでいっぱいです。 教授法の先生方のおかげで私たちは教師として成長しました。今までの自分の教え方をふりかえったり改善点を考えたりしました。ディスカッションや授業体験などのいろいろな活動をやってみて、学んできたことを自分の授業にも取り入れたいと思っています。 最後のポスター発表では他のクラスの参加者とアイディアを共有することができました。 日本の伝統芸能を代表する歌舞伎、そして風呂敷、生け花、浴衣着付けなどを体験しながら日本文化について理解を深めることができました。プロジェクトワークでは、異文化の人と協力したけっか見えない文化が少し見えるようになりました。 20か国から来た私たちは日本語でコミュニケーションがとれて楽しい毎日を送ることができました。この研修で得たことは仕事に適用することだけではなく、世界の国の人との繋がったこともあります。 別れるのは悲しいですが、皆さまと過ごした時間は素敵な思い出になりましたので、これからも大切にしていきたいと思います。本当にありがとうございました。
お問い合わせ
国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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