令和元(2019)年度 海外日本語教師教授法研修(夏期)

参加者の声

(修了式・歓送会での、ご本人による日本語のスピーチから一部を抜粋しました)

研修参加者、TEPIA先端技術館にでの集合写真
東京見学 TEPIA先端技術館にて

研修参加者代表
フェイさん(ディオネス ジェニファー ガリド/DIONES JENNIFER GARRIDO/フィリピン/マニラ日本文化センター(EPA特別枠))

フェイさんの写真 日本語国際センターの皆さん、担任の先生方、ボランティアの方々、こんばんは、いよいよ6週間の研修が終わってお疲れ様でした。26の国から来た36人の先生達、この研修を参加することが決まったとき、色々なことを学びたいと思ったことでしょう。私もそう思いました。新しい活動や教え方など、内容は1人1人違うと思うのですが目的がただ1ついい先生になりたいです。この言葉を聞くと頭の奥に“なぜもっといい先生になりたいのかな、今のままではだめなのかな、誰のためにもっといい先生になりたいのかな”という質問が出てきました。そして8月2日教師として自分の歴史を書きました、書きながら気づいたことがありました。やはり私達も昔誰かの教え子でした。その先生の力でここまで来ました。そして今教師として自分の教え子の力になりたいと思います。その力はまだまだ足りないと思うのですが心配しないで下さい、今回の研修で多くのことを学びました。プロジェクトワークでボランティアの皆さんと色々なことを発見しました。そして授業ではなく、歌舞伎を見に行ったり、日本の企業と高校の訪問をしたり、日本の文化も学んだり、着物を着たり、風鈴を作ったりホームステイをしたりしました。ホームステイで日本の家族ができましたよね。ですから教え子のために授業をもっと面白くしたり、優しくしたりしたいです。私達の本当の仕事は学ぶことです。私達何年たっても、何歳になっても、学び続けます。
そのために、日本語国際センターの皆さん、これからも私達のこと世界中の日本語教師のこと宜しくお願いいたします。36人の先生達と教え子達の感謝の気持ちを申し上げます。35人の先生方へ、明日から自分の国にかえりますが、教え子のために、自分のために、日本語国際センターと力を合わせてもっといい日本語の世界を作りましょう。
以上です。ありがとうございました。


1クラス
キンさん(金 冬梅/JIN DONGMEI/中国/吉林化工学院外国語学院)

キンさんの写真 こんにちは。1クラスのキンです。
耳も心もやっと慣れてきたかと思ったら、もうお別れの時間になりました。 まず、センターの先生方、またスタッフの皆様に厚く御礼申し上げます。本当にいろいろお世話になりました。
研修に参加できた私たちは、本当に恵まれていたと思います。私たちは、開講式で簗島先生のおっしゃった通り、自分の現場を見直し、自律的積極的に、また研修生お互いに生かしながら勉強してきました。ここでは、日本語の教授法、日本事情や文化ばかりでなく、いろいろな国の文化についても勉強しました。一生の宝物です。 研修生活は短かったですが、とても楽しかったです。先生はいつも親切に私たちが知りたいこと、知るべきことを丁寧に教えてくださいました。JFスタンダードと第二言語習得理論のもとに、聞く・話す・読む・文字語彙・文法・日本事情や社会などに詳しく分けて、その教え方について勉強しました。自分の仕事を振り返り、問題点や足りなかったものを見つけ、それを補うことができるいい研修でした。 風鈴作り、歌舞伎鑑賞、浴衣の着付け、ホームステイ、企業訪問と高校訪問など、本当にいい文化体験でした。ホストファミリーと一緒にお互いの文化について話し合ったり、料理を作ったり、遊びに出かけたりして、本当に楽しかったです。活気にあふれて自分の好きな部活動が楽しめる高校生たちが羨ましいです。一番印象深かったのはプロジェクトワークです。皆いろいろ工夫し、メンバーの協力を大事にして、遊ぶように勉強できました。日本人のボランティアに助けていただいて、もっと素晴らしい作品が出来たと思います。 ほかに、授業と研究に役に立ついい参考書やサイト、生教材の作り方なども教えていただきました。研修生たちも友達になり、お互いに助け合ったり、情報を交換したりしました。勉強ばかりでなく、研修中にたくさんの友達ができて、嬉しいです。気分が悪くなったとき、大丈夫ですかと温かく声をかけてくれた皆さん、困った時に助けてくれた皆さん、ありがとうございました。この友情はいつまでも変わらないと思います。 先生方、ありがとうございました。
研修生兄弟達、お疲さまでした。今度また一緒に来ましょう。


2クラス
アンドレアさん (ロウビーチュコヴァー アンドレア/ROUBICKOVA ANDREA/チェコ/チェコ・日本友好協会)

アンドレアさんの写真 2クラスの終了挨拶をさせていただきます。
国際交流基金の皆さん、特に木田先生にお世話になりました。心から感謝申し上げます。
研修をまとめて、言いたいのは、私たち皆が木田先生の様な素晴らしい先生になりたいと思っております。
心からもう一度感謝いたします。


3クラス
ザービネさん (クナップ ハルトマン ザービネ ヘレーネ/KNAPP-HARTMANN SABINE HELENE/ドイツ/ギムナジウム・フィルターベンデン校)

ザービネさんの写真 3クラスも本当に国際的でした。オーストラリア、インドネシア、ロシア、アメリカ、ブラジル、台湾などの先生が参加して、とても賑やかでした。 明るい雰囲気の中で、色んな情報を交換したり、相談したりできました。考え方はお互いによくわかりました。特にグループワークは良かったです。一緒に授業計画して、同じテーマについて考えた時に、様々面白い結果が出ました。それをお互いに確認したあとで、「あ、なるほど。わかった」と思いました。 来嶋先生はすごく優しくて私たちをずっと応援しました。私たちに自分の詳しい知識と経験を伝え、いいアドバイスもたくさんしてくれました。
それで、3クラスは素晴らしい思い出になりました。私たちは来嶋先生に心から感謝しております。

お問い合わせ

国際交流基金日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawa@jpf.go.jp
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