令和4(2022)年度特定技能制度による来日希望者のための日本語教授法 訪日研修(第2回)

研修参加者の声(修了式のご本人による日本語のスピーチを一部編集しました。)

高崎さん(高崎 美佳/TAKASAKI MIKA/インドネシア/株式会社 ジャパン インドネシア プログラム アカデミック)

高崎美佳さんの写真 皆様こんにちは。インドネシア共和国の高崎美佳(たかさき みか)と申します。
本日は6か国、モンゴル、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、及びネパール24名の研修参加者の代表としてスピーチをさせていただきます。
今回、研修生の代表としてこちらで修了式のスピーチをさせていただき誠に光栄です。

国際交流基金日本語国際センターの皆様、1か月間私たちに素晴らしい研修の機会を与えていただき本当にありがとうございました。研修参加者の皆様、私たちは国際交流基金の先生方からたくさんの日本語教育の知識や経験をいただき無事研修を終了いたしました。私たち全員に拍手をしたいと思います。
はじめに、私たちは日本語国際センターの皆様に心から感謝しています。教師としての心構え、『いろどり』の正しい教え方、学習者に考えさせ推測させる方法、授業のアイデア、「ひきだすにほんご」、いろどり日本語オンラインコース、日本の社会と文化、就労とコミュニケーション、特定技能来日希望者のニーズ、そして模擬授業など、たくさんのことをこちらで1か月間学びました。先生方からとてもわかりやすくご指導いただき、そしていろいろな場面でのサポートがあり、安心感に満ち溢れた居心地の良い場所でした。それと同時に、初めて私たち教師が日本語教育についてまだまだ足りないところを改めて知った貴重な研修でした。最後の模擬授業は特に印象に残った素晴らしい体験でした。この1か月間で学んだことを活かし、日本語国際センターの先生方やさまざまな国の教師たちの前で授業を体験できたことが何とも誇らしく、光栄だと思っています。
授業以外にもいろいろな体験をさせていただきました。皆様と一緒に埼玉見学に行ったこと、特に川越に行ったことが印象に残りました。私たちは一緒に見学し、日本文化にふれあい、日本の伝統的な食事をしたりして楽しく過ごしましたね。そのほかにも、研修参加者の皆様のさまざまな国の文化や考え方をディスカッションしたり、情報共有したりすることができてとても勉強になり、毎日がとても幸せに感じて1か月が短く感じました。
皆さん、以前は学習者に試験に合格させることを目標として授業をしていた私たちでしたが、研修を終えた後の今ではどうでしょう?何かほかの目標もあるのではないでしょうか?このことも全部この研修で一緒に学びましたね。
この1か月間いろいろな経験や知識を得て研修を無事終了できた私たち。今後は何ができるでしょうか?母国で我々の帰りを待っている学習者がたくさんいます。来日を希望する学習者にこの研修で学んだ知識や経験を活かし、学習者が将来日本で仕事をしながら楽しい生活が送れるように一緒に考えていきましょう!

国際交流基金の皆様、ありがとうございました。私たちはこの研修の経験を一生忘れません。


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