令和4(2022)年度特定技能制度による来日希望者のための日本語教授法 訪日研修(第3回)

研修参加者の声(修了式のご本人による日本語のスピーチを一部編集しました。)

トンガーさん(ガンバートル オユントンガラグ/GANBAATAR OYUNTUNGALAG/モンゴル/リクルートマスター有限会社)

トンガーさんの写真 みなさん、こんにちは。トンガーと申します。モンゴルから参りました。 本日、皆様に自分の感想を聞いていただける貴重なチャンスをいただきまして、大変嬉しいです。 7か国からいらっしゃった23人の研修生を代表してスピーチをさせていただきます。今回の研修が桜の季節と重なったことは本当に素晴らしいと思います。 それは私たちが日本に来て受けた印象をもっと強くしてくれました。 私は日本語を教えはじめてから、今年で4年目になりますが、ずっと日本という国を自分の目で見て、日本人と話してみたいと思っていました。その願いがやっと叶って本当に嬉しいです。 研修で日本に招待していただいて、こんな素晴らしい施設の中で勉強できるとは思ってもいませんでした。 感謝の気持ちで胸がいっぱいです。 日本へ来る前は、私の日本についてのイメージは白黒写真のようなものでした。日本に来て、自分の目で見てからは色がついて、もっと「いろどり」豊かになってきました。発展した日本や美しい景色、日本人の仕事のやり方、責任感に心引かれました。この高度な発展がどのように達成されたかを知りたくて、まだまだ興味深いままです。 1か月があっという間にすぎてしまいました。研修で学んだことは想像以上のものでした。「いろどり」の教え方がくわしくわかりました。国に帰っても自信を持って教えられると思います。それから学生たちが日本に行った後のことを考えて、授業をすることの大切さを学びました。 国で日本語を教えて、送り出したら終わりではなく、彼らが日本に行って仕事をするときに困らないように、日本語やさまざまな知識を身に付けさせることが必要です。 国へ帰ったら日本で勉強したことを毎日自分の仕事に使っていきます。 私たちの仕事の目的は日本に働きに行く若者の日本語能力をよくするだけでなく、その人たちの生活を豊かにすることです。これからも日本語の教師として活躍していきたいと思います。 この研修でいろいろな国から来られた先生たちと共に勉強して仲良くなりました。一緒に日本で研修を受けて、私たちの教授力が確実に向上しました。 これから多くの外国人が日本語を通して幅広く活動できる時がもっと近くなったと思います。今回研修を担当してくださった先生がたの高度な知識と素晴らしい教え方、勤勉さに感動しました。 私たちのために1か月間時間と心をかけてくださったセンターの先生がた、それからスタッフの皆様、ありがとうございました。 私たちはみんな自分の国に帰って、就労者として来日する学習者のための教育に自分なりの貢献をしていきたいです。皆様、まことにありがとうございました。 これからもよろしくお願いいたします。 以上です。ご清聴ありがとうございました。


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