令和5(2023)年度海外日本語教師日本語研修 参加者の声

1クラス

ヴィピンさん(ヴィピン マラシ/VIPIN MALASI/インド/デリー中等教育委員会教育局)

ヴィピンさんの写真

みなさん、こんにちは。私は1クラスのヴィピン マラシです。よろしくおねがいします。
最初に、国際交流基金(JF)日本語国際センターの所長様、副所長様、先生方、コーディネーターさんとスタッフのみなさん、サポートありがとうございました。みなさんのおかげで、私たちは、心地良い環境で学ぶことができました。研修の成功には、みなさんの力が欠かせませんでした。

2022年4月、「学問に王道なし」と言うことわざを胸に、私は日本語の学習の旅をもう一度、始めました。そして、私は先生方、友達、家族のサポートをもらうことができました。とてもうれしかったです。

今日、日本語研修の参加者を代表して、このスピーチができて、とてもうれしく思います。
このスピーチを書いている今、私の記憶は最初の日に戻りました。センターのあたたかい歓迎を思い出しました。浅草の魅力的なお寺や神社、小川高校への訪問、ゆかたを着る体験、新幹線の旅、金沢への訪問、書道、伝統的な和太鼓のひびきを思い出しました。

1クラスのみなさんは、おたがいを大切にし、チームとして協力しあい、一緒に勉強することは、すばらしい経験でした。私たちは自分の国のおいわいのプレゼンテーションやスタッフへのインタビュー、グル―プで話すなど、たくさんの楽しいクラスルームの活動をしました。それは楽しく、そして勉強になる経験でした。

この研修で、私たちは日本語、日本文化や生活について幅広く学ぶことができました。研修を通じて、日本の美しい伝統や独自の価値観にふれることができました。また、日本人の生活や社会のルールについても理解をふかめることができました。

最後に、この研修に参加してくれたみなさんに心から感謝のきもちを伝えたいと思います。みなさんの熱い心のおかげで、とてもいい時間をすごすことができました。ありがとうございました。

これからも、研修で学んだ知識や経験をいかし日本語や日本文化への理解をふかめていきましょう。 どうもありがとうございました。

2クラス

コックさん(チャナシット クリッサダー/CHANASIT KRISADA/タイ/ターマイプーンサワットラーヌクーン学校)

コックさんの写真

みなさん、こんにちは。研修参加者2クラスの代表のコックと申します。この度、日本語研修で、6月7日に日本に参りました。それから6週間、いろいろなことを学び、たくさんの思い出ができました。

まず、「総合日本語」では、いろいろなテキストを使って学びました。特に、シャドーイングは面白くて、生徒たちにも役に立つと思いました。先生方には、たくさんのことを教えていただきました。私たちが日本語を早く使えるように、やさしい日本語でわかりやすく、話してくださいました。名前のいみ、自分の国のまつり、エコ活動など、たくさんのことが話せるようになりました。友だちのみなさん、わからないときも、何か問題があれば、助けて励ましてくれてありがとうございました。

次に、「社会と文化」の授業についてお話します。書道も浴衣も和太鼓もして、楽しくていい経験になりました。そして、1泊2日で金沢へ行きました。そこで金箔体験をしたり、有名な観光地に行ったりしました。いろいろな日本を見ることができました。それから、小川高校を訪問しました。先生方とも生徒たちともたくさん話して、楽しかったです。特に、生徒たちは、授業も部活動もいっしょうけんめい学んでいました。私たちにとって、国ではできないとてもいい経験でした。またプロジェクトワークでは、日本人ボランティアがいろいろな事を手伝ってくれて、うれしかったです。日本の文化の理解を深めることができました。どのように文化の授業をしていけばいいかわかりました。

最後に、国に帰ったら、研修で学んだことを授業で使って、日本と自分の国の文化を考えさせたいと思います。担任の先生やほかの先生方をはじめ、日本語国際センターのみなさまに心から感謝します。本当に思い出がたくさんある、いい研修でした。みなさんと会えて、とてもうれしいです。みなさん、いつ会えるかどうかわからなくても、この研修、センター、先生方、みんなのことをわすれないでください。機会があれば、また会いたいです。ありがとうございました。

3クラス

オスカルさん(シルバ サンチェス オスカル ギジェルモ/SILVA SANCHEZ OSCAR GUILLERMO/メキシコ/南バハカリフォルニア自治大学)

コックさんの写真

みなさん、こんにちは。オスカルです。3クラスを代表して、ご挨拶します。研修の終わりの時間が近付いていますので、皆さん悲しい気持ちだと思います。でも、楽しい時間を過ごすことができましたね。

まず初めに、先生方と国際交流基金(JF)に感謝の気持ちを伝えたいと思います。先生方はいつも親切で、優しく私達を支え、皆さんの自信を高めてくれました。教えていただいた日本語の学び方やリソース、日本で経験したことを国に帰ってから実践しようと思います。

日本の文化を学ぶ時には、それぞれの体験の前に準備の日がありました。先生方は一所懸命教えてくれました。そのおかげで困ることなく、色々な所へ行ったり、美味しい料理を食べたり、写真をたくさん撮ったりできました。また、スタッフの皆さんやボランティアの方などからも色々なことを学びました。すべての活動が日本語のレベルアップにつながったと思います。

この6週間で、私達の日本についての考えは変わりました。見える文化(表層文化)だけではなく、文化を深く考え、文化を見る目が広くなりました。まだまだ不思議だと思うことや、わからないことがたくさんあるので、これからも文化を深く考えることを続けていきたいと思います。そして帰国した後、学生たちにも文化について伝えたいと思います。

それから一緒に研修に参加した皆さんにも感謝を伝えたいと思います。旅行やプロジェクトワークで、日本のことだけではなく、それぞれの国についてもたくさん勉強し、お互いに大事な仲間になりました。一緒に素晴らしい思い出を作ってくれてありがとうございます。

最後に、JFの皆さま、色々お世話になりました。ほとんどの皆さんは来日するのが初めてでしたから、夢のような毎日を過ごすことができました。心から感謝しております。これからも私たちは勉強を続けて、頑張ります。ありがとうございました。

【お問い合わせ】

国際交流基金(JF)日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)