令和5(2023)年度 特定技能制度による来日希望者のための日本語教授法訪日研修(第3回)研修参加者の声

令和5(2023)年度 日本語教授法訪日研修(第3回)の集合写真

(修了式のご本人による日本語のスピーチを一部編集しました。)

サボハトさん(ユスポワ サボハトホン アザムジョノフナ/ YUSUPOVA SABOKHATKHON AZAMJONOVNA/ ウズベキスタン/ AOIKAI TASHKENT)

サボハトさんの写真

みなさん、こんにちは。サボハトと申します。ウズベキスタンのフェルガナ市から来ました。

本日は「特定技能制度による来日希望者のための日本語教授法訪日研修」第3回の代表として、修了式の挨拶をさせていただき光栄です。この3週間、貴重な経験とたくさんの知識を学ぶ機会をいただき、心から感謝申し上げます。このような専門能力開発の機会を与えてくださった国際交流基金日本語国際センターに深く感謝します。先生方の指導、専門知識、そして揺るぎないサポートは、私たちのモチベーションを高め、楽しく学べる雰囲気を作ってくださいました。

研修に参加する前は、知らないところに来て一人で暮らすのが怖く、日本に来ることに不安を感じていました。しかし、世界中から集まった参加者のみなさんとの生活や温かい関係、交流のおかげで、すぐに慣れて心配はなくなりました。このエネルギッシュな環境の中で、私は自分の家にいるのと同じくらい安全で快適だと感じました。

この研修では、日本語教育、特に日本に仕事や生活に来る学生をどうやって教えるかを学び、模擬授業にも挑戦できました。私たちは先生方に教えていただいた授業マネジメントをよく理解できました。例えば、Can-do確認や場面設定、学生に考えさせることなどです。また、3週間の研修では、様々な教材を紹介いただきました。特に『いろどり 生活の日本語』の教授法と目的がよくわかりました。

さらに、日本の社会や文化に対する理解を深め、将来の学生に伝えるための総合的な視点を得ることができました。今回の研修で一番楽しかったのは、車のシートカバーを製造する工場や老人ホームを見学したことです。これらの経験は、言語使用の実際についての理解を広げただけでなく、言語学習における文化理解の重要性を教えてくれました。

この研修に別れを告げるにあたり、これまで培ってきた知識や技術を、熱意と献身をもって引き継いでいきましょう。この言語教育の旅に乗り出すにあたり、生徒の生活にプラスの影響を与えるために一緒に努力しましょう。

最後に、このような豊かな機会を与えてくださったことに改めて感謝するとともに、皆様の今後の教育活動の成功をお祈り申し上げます。


お問い合わせ

国際交流基金(JF)日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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