令和6(2024)年度海外日本語教師日本語研修
1クラス
バネッサさん(マルティネス ムングイア パトリチア バネッサ/MARTINEZ MUNGUIA PATRICIA VANESSA/メキシコ/メヒカリ日本語学園)
スタッフのみなさん、先生方、そして、この研修に世界中から参加している先生方、こんにちは。
私は1クラスのバネッサ・マルティネスです。みなさん、研修は楽しかったですか?美味しい食べ物を食べたり、たくさん面白い写真を撮ったり、お土産を買ったり、たくさん道を歩いたりできましたね。みなさん、きっと楽しかったと思います。
私たちはたくさんの場所へ行きました。東京見学のとき、日本科学未来館に行って、浅草を歩いて、食品サンプルを作って、指をやけどしてしまいました。高校訪問のとき、高校生とたくさん話して、楽しかったです。金沢で、まず、わがしを作って、金箔を貼って兼六園を歩いて、最後にバスで迷ってしまいました。ホームステイやプロジェクトワークで少し緊張しましたが、みんなとても楽しかったですね。
書道のときに一緒に大きなポスターを描きました。私たちのチームは「高嶺の花」と書きました。みなさんはこの言葉は「どんな意味だと思いますか」。高いところの花ですか。「高嶺の花」は遠くにあって中々手が届かない物のことです。私たちにとって「高嶺の花」は日本のことです。日本に行くことはいつも遠くのこと、できないこと「高嶺の花」だとかんじていましたが、今はみんなここにくることができました。よかったと思います!
この時間はとても短かったけれど、たくさんのことを学びました。日本語の勉強だけでなく、日本の文化やクラスメートの文化も学びました。それから面白いクラスアクティビティも学びました。私たちは一緒に一生懸命頑張りました。みなさんの顔はキラキラしていました。みなさんは私の心を明るくしてくれました。私たちは友だちになって自分の国にたくさんの思い出と一緒に帰ります。
日本語が分からないときに助けてくれた先生たちやクラスメート、そして一緒に楽しい時を過ごしたみんなの笑顔を忘れません。とても幸せです。この素晴らしい学びの経験を提供してくれた日本語国際センターに本当に感謝しています。ありがとうございました。
2クラス
ロッキさん(マニュエル ロクラン デビッド/MANUEL LACHLAN DAVID/オーストラリア/アマルースクール)
みなさんこんにちは、私は2クラスのロッキです。
今から2クラスの送別のスピーチを始めたいと思います。
今日はもう最後の日になりました。私達が日本に着いたとき、私達の顔はちょっと心配そうでしたね。でも、自分の国について話したり、冗談を言ったり、ピンポンやカラオケをしたりして、なかよくなりましたね。
このプログラムは旅みたいでした。大きな旅で、いろいろな経験をして、今「やった!」という気持ちですね。この旅では、何が楽しかったですか?私は、他の国の文化について、学ぶことが楽しかったです。特に、食べ物や国の祭りについてですね。みなさん、ベジマイトは本当におすすめですよ。
金沢では伝統的な日本を経験しました。高校訪問では色々な授業を見たり、生徒や先生たちと話したりしました。お宅訪問では、本当の日本の生活を習いました。私達は、今までこのようなチャンスがありませんでした。このようなチャンスを与えてくれた日本語国際センターに、感謝します。
食堂と図書館のスタッフのみなさん、掃除のスタッフや警備員のみなさん、本当にありがとうございました。最初、私達は緊張していました。でも、7週間、たくさん話したから、スタッフの人は優しい人だと分かりました。週末に東京や大宮などに行って、センターに帰る時に、本当に家に帰るような気持ちになりました。
先生達はいつもスマイルで、私達がストレスを感じると、リラックスさせてくれました。先生達は、いつも「他の国の人と話してください」と言いました。だから、私達は、たくさん新しい友達を作ることができました。私達の世界がひろがりました。
私達はたくさん笑いましたね。いつも楽しくて、もっと気持ちを伝えたいと思いました。この研修での経験と、友達との思い出をずっとずっと忘れません。参加者のみなさん、いつかまた別の旅で会いましょう。そのときまで、こう言います。「See you later. またね。」
3クラス
ディエゴさん(ゴディネス ラミーレス ディエゴ イヴァン/GODINEZ RAMIREZ DIEGO IVAN/メキシコ/継続教育センターUABC)
カロさん(ロア ケベド ディアナ カロリナ/ROA QUEVEDO DIANA CAROLINA/ベネズエラ/パンダ学園日本語文化センター)
みなさん、こんにちは。3クラスの代表のディエゴとカロです。はじめに、日本語国際センターの先生方、スタッフ、毎日料理を作ってくれた食堂のスタッフ、部屋を掃除してくれたスタッフ、サポートしてくれたボランティアさんに心から感謝したいと思います。みなさんのおかげで、日本の滞在が心地よく、アットホームなものになりました。本当にありがとうございました。
本日は日本語研修参加者のみなさんを代表して言葉を伝えたいと思います。私たちはみんな、帰国が近づいていることを知っています。これは少し悲しいことですが、すべての良いことには終わりがあります。
日本での7週間の滞在中、私たちは日本の一部になる機会を得ることができました。何年もの勉強の末、ようやく、日本語で学んだことをすべて実践することができました。レストランでラーメンを注文し、コンビニ店員さんに「袋は要らない」と、すべて日本語でお願いできました。みんな母語が違いますが、毎日日本語で話しましたね。みんなの誕生日を祝ったり、一緒にカラオケしたり、ピンポンすることができました。
みんな、信じられないような思い出を集めることができました。その思い出は、必ず私たちを変え、成長させ、日本語の理解を深めてよりよい教師、さらにはよりよい人にしてくれると思います。日本文化を体験した今、私たちの授業は充実したものになります。
3クラスのみんなはとても仲が良く、授業では、レシピを書いたり、好きな音楽や、誘いの受け方、断り方などについて話し合ったりしました。特に、インタビューは「やばかった!」ですね。緊張したり、ちょっと心配したりしましたが、よく頑張りました。他のクラスのみなさんとも、たくさんの楽しい経験を共有することができました。私たちは書道の練習をしたり、浴衣を着たり、新幹線で旅行したり、和菓子を作ったり、金箔貼りをしたり、和太鼓を練習したりしました。
日本語のレベルを上げたいという強い願いによって私たちはこの研修で出会うことができました。そして、一緒に日本の伝統的な文化や日常生活についてたくさんのことを経験し、学ぶ中で仲間になることができました。忘れられない思い出と日本文化への感謝を胸に、今、私たちは新しい出発をします。
一緒に研修に参加したみんな、3クラスのみんな、楽しい時間をありがとうございました。日本語研修のみんな、どんなに「やばい」ことがあっても、大丈夫!必ず結果は「バッチリ」です。
最後にこのような素晴らしい機会を与えてくださいました日本語国際センターの皆様に 改めて感謝申し上げます。
お問い合わせ
国際交流基金(JF)日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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