伊藤 由希子(いとう ゆきこ)ITO Yukiko
学歴
- 早稲田大学教育学部国語国文学科卒業
- 早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了
おもな教授歴
- 大連外国語大学日本語学院(中国)専任講師
- 早稲田大学日本語教育研究センター非常勤インストラクター
- 国際交流基金日本語国際センター客員講師
- 日本学生支援機構留学生事業部留学試験課非常勤専門員
所属学会など
日本語教育学会、待遇コミュニケーション学会
執筆論文、著書、発表など
執筆論文、報告等
- 「B1レベルのJF Can-do作成―課題遂行を目標とした教育実践の支援を目的として―」『国際交流基金日本語教育紀要』(2024)『国際交流基金日本語教育論集』20(共著)
- 「生活場面での課題遂行を目標とした著作権フリー教材『いろどり 生活の日本語』の開発」『国際交流基金日本語教育紀要』(2022)『国際交流基金日本語教育紀要』18(共著)
- 「教師支援サイトの再構築―「JF日本語教育スタンダードサイト」「みんなのCan-doサイト」「みんなの教材サイト」連携の試み―」(2019)『国際交流基金日本語教育紀要』15(共著)
- 「「社会」という視座からの待遇コミュニケーション学―「広がり」としての待遇コミュニケーション学の可能性」(2013)『待遇コミュニケーション研究』10(共著)
- 「相手に伝わる「ほめ」の条件―「すごい」の受け止められ方を手がかりに―」(2012)『待遇コミュニケーション研究』9
- 「大学教育としての日本語教育における精読教材のあり方」(2011)『日本文化論叢(第6回中日韓文化教育研究フォーラム論文集)』(共著)
- 「「ほめ」とはどのような言語行動か—コミュニケーション主体の意識に沿ったとらえ直しを目指して―」(2011)『待遇コミュニケーション研究』8
- 「中国の日本語専攻大学生に対する日本語教科書の課題―学習者への学習状況調査を通して―」(2010)『大学外語研究文集』11(共著)
- 「男性の自称詞に関する考察―日本語学習者の学びとの関わり―」(2009)『待遇コミュニケーション研究』6(共著)
- 「話題・親疎関係と「配慮」の関わり―現代大学生の言語意識調査に基づく「嘘」と「本音」―」(2008)『早稲田日本語研究』17
口頭発表、ポスター発表等
- 「教師向け素材提供型サイトにおける課題遂行型授業実践への支援―「みんなの教材サイト」再構築での試み―」(2018)日本語教育学会春季大会(共同)
- 「大学教育としての日本語教育における精読教材のあり方―日本の多様性から中国人大学生の考える力の育成を目指して」(2010)第6回中日韓文化教育研究フォーラム(共同)
- 「「許可与え表現」に関する考察」(2008)待遇コミュニケーション学会春季大会(共同)
- 「男性の自称詞に関する考察―「ぼく」と「おれ」を中心に」(2008)待遇コミュニケーション学会春季大会(共同)
- 「嘘と本音―発話における効果に着目して―」(2006)早稲田大学日本語学会
開発教材
- 『いろどり 生活の日本語 初級1』(2020)国際交流基金日本語国際センター(共著)
- 『いろどり 生活の日本語 初級2』(2020)国際交流基金日本語国際センター(共著)
- 『まるごと 日本のことばと文化 中級2 B1』(2017)国際交流基金(共著)
- 『まるごと 日本のことばと文化 中級1 B1』(2016)国際交流基金(共著)
- 『日语阅读训练 — 通过流行语看日本』(邦名『流行語で学ぶ日本語』)(2012)外语教学与研究出版社(共著)
ひとこと
中学のとき、英語の授業に来てくれていたアメリカ人の先生の姿を見て、「私も自分の母語を教える仕事がしてみたい!そして海外で暮らしてみたい!」と思ったことがきっかけで、日本語教育の世界に入りました。日本語教師という仕事は、思っていたよりずっと奥深く、もっともっと勉強が必要だと感じる日々です。これからもさまざまな仕事に挑戦し、自分の視野を広げていきたいと思っています。
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