平成27年度海外日本語教師日系人研修 参加者の声
伊勢神宮
高根 大寛さん(TAKANE, DAIKAN/ブラジル/ミナス日本語モデル校)
ブラジルから3名、ペルーから2名、男女計5名という少ない人数でしたが周りの研修に負けないくらいパワフルな方々が集まり、ある意味、明るくクラスを受けられたと思います。また、文化体験、プロジェクトワークなどを通してみんな共に学び、共に楽しく過ごせたことがとても印象に残っています。この研修で初めて日本の高校に行った人、初めてすき焼きを食べた人、初めての相撲観戦で感動した僕もいて、本当にみんな初めての事が多くとても楽しめました。 プロジェクトワークの授業では、グループ「愉快なラティーノたち」で秋葉原に行きました。大学生の協力もあって最後はみんなでポスターを作成し、大成功でした。 JICA横浜を訪問した際には、海外移住資料館に自分たちのルーツや祖父母の情報などが残っていて感動しました。 そして、この研修では日系人の現状なども学べ、子供たちがすごく苦労しているのを見て僕自身も言語の問題でとても苦労したのを思い出しました。しかしそれを全面的にサポートしてくださっている日本の方々が大勢いることがわかり、生活面、勉強面など色々な面でサポートを行っている機関があることを、同じ日系人として非常にうれしく思っております。 地方研修では三重県、静岡県、愛知県に行きました。三重県の小学校訪問でダンスをして子供たちを盛り上げた事や、移動中にみんなで面白い話をし、爆笑していたのを思い出します。また、伊勢神宮ではとても日本を感じられたと思います。私が今までで経験した旅行でここまで楽しめて勉強になったことはありません。 そんなこんなであっという間に2か月間が過ぎてしまいました。帰国後は基礎的な日本語教授法の知識の向上を更に目指し、研修で学んだことを実践して行きたいと思っています。きっとこの研修は、私たち1人1人の人生の1ページになり、忘れることの出来ない思い出の一つになることと思います。 研修の先生方、研修参加者のみなさん、これからも僕たちは愉快なラティーノたちとしてみなさんの心の中にいることでしょう。本当にありがとうございました。
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