令和7(2025)年度外国人材受入れのための日本語教師研修教授法(第2回)

(修了式での、ご本人による日本語のスピーチを一部編集しました。)

アチニさん (フェルナンド ヘッチゲ ディヌーシャ アチニ/FERNANDO HETTIGE DINUSHA ACHINI/スリランカ/オアスコ ホールディングス)

今回スピーチをする研修参加者のアチニさん

この度は感謝の気持ちをお伝えする機会をいただき、誠にありがとうございます。日本語国際センターに到着したとき、私にとって最大の課題の一つは、生徒たちがためらうことなく日本語を話せるようにすることでした。しかし、最初の1週間がたったころには、その課題の答えは明確になり、私の興味と期待は大きく膨らんでいきました。日常生活で日本語を使えるようにする教え方について多くのことを学ぶことができ、とても充実した刺激的な1か月を過ごすことができました。

先生方は、わかりやすく、そして熱心に教えてくださいました。また、生徒のスキルを向上させるために必要な教授法やテクニックに関する多くの情報も提供してくださいました。『いろどり 生活の日本語』にはCan-doによる学習目標があり、目標を達成するために必ず授業の計画を立てること、授業のおわりにCan-doチェックを行い、最後に評価することを学びました。

それから異文化理解についても学びました。相手の文化にすべて合わせようとするのではなく、日本でも自分の国の文化でもない「第3の場所」を心の中に見つけることで、文化の違いを乗り越えられることを教えていただきました。

また、教師は生徒に知識を与えるだけでなく、生徒が自分自身で気づくように導くことが重要であることを学びました。このことは勉強だけでなく人生においても必要なことだと理解することができました。

私たちは明日、それぞれの国に帰ります。職場に戻って仕事を続けながら、この研修で学んだことや先生、そして一緒に過ごした皆さんのことをきっと思い出すことでしょう。

20年前、私が日本に留学したときに私のクラスには多くの留学生がいました。1か月前に日本語国際センターに来て、同じように、様々な国の皆さんと出会い、一緒に勉強し、再び学生に戻ったような気持ちになりました。たくさんの新しい友達ができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。皆さんから「社長」と呼ばれ、おしゃべりしたり、冗談を言い合ったり、様々な文化を学んだり、皆さんと一緒に過ごすことができて本当に楽しかったです。それだけでなく、夜遅くまで集まって、経験や知識を交換しましたね。何度も注意されましたが、それでも諦めずに様々なことを話すことができ、とても嬉しかったです。皆さんもきっと同じ気持ちだと思います。

日本語国際センターの先生方からいただいた知識と思い出をもって、私たちは次のステップに進む準備ができています。愛情を込めて教えてくださった先生方、私たちを支え、見守ってくださったセンターのスタッフ、いつも怒らないでカギを開けてくださった管理室のスタッフ、受付のスタッフ、そして特に部屋を清潔に保ってくださった清掃スタッフの皆様に、心から感謝申し上げます。また皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。研修に参加させていただいた日本語教師を代表して、心より感謝申し上げますとともに、皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。このような機会をいただき、誠にありがとうございました。

皆さん、いつかまた会いましょう!私も頑張ります。皆さんも頑張ってくださいね!!

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