令和8(2026)年度 米国日本語教師研修

研修参加者の声
(修了式での、ご本人による日本語のスピーチを一部編集しました。)

  • 第1グループの修了式集合写真

  • 第2グループの修了式集合写真

第1グループ高等コース

リヨウさん(李阳/LI YANG/ウェスタンカロライナ大学)

リヨウさんのポートレート

三週間の研修は本当にあっという間でしたが、充実した日々を過ごすことができました。ここに立って、修了式を迎えられた喜びと、支えてくださった方々への感謝の気持ちでいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。

まずは、国際交流基金のみなさまに感謝を申し上げます。この研修プログラムのおかげで、アメリカのそれぞれの地域・教育機関で日本語教育に携わっている仲間に会うことができました。このプログラムに参加する前、自分が日本語教師に向いているのだろうかという不安を抱えながら、日々の仕事をしていました。しかし、ロサンゼルスで参加者の皆様にお会いした時、これほど多くのノンネイティブの先生方が日本語教育に情熱をそそいでいることに驚きました。研修の間、それぞれの先生方の経験を伺い、悩みを分かち合うことができました。自分は決して一人ではなく、たくさんの仲間がいるのだと強く感じました。ここで出会った仲間たちとのつながりは、これからの私たちの大きな支えになると信じています。

そして、ご担当の先生方に、心からお礼を申し上げます。私たちのために、充実した講義とワークショップをご用意くださり、誠にありがとうございました。講義の最初は時差ボケで頭がぼんやりしていましたが、毎日ワイワイしながらディスカションをしていたことを、今でもはっきり覚えています。これらの講義とワークショップを通して、私たちは日本語教育の視野を広げることができた一方で、自分の改善すべきことも認識しました。私たちにとって、大変貴重な充電の時間ともなりました。

また、温かくサポートしてくださったスタッフの皆様には、大変お世話になりました。皆様の綿密なご準備のおかげで、私たちは防災訓練、酒蔵見学、和紙づくり等様々な体験をすることができ、たくさんの素敵な思い出ができました。24時間見守ってくださった管理室の皆様にも感謝しております。カードキーを忘れてしまった際も、いつも笑顔で対応していただきました。皆様の温かいお心遣いのおかげで、私たちは安心して研修生活を過ごすことができました。

この研修プログラムで得たものは、私たちのキャリアにおいて大きな財産になると確信しています。来週から、みんなそれぞれの現場に戻りますが、ここで学んだ知識と経験を日々の教育現場で発揮し、立派な日本語教師になれるよう、これからも精一杯努力してまいります。

最後になりますが、本プログラムを企画・運営してくださった関係者の皆様に改めて感謝を申し上げます。そして、日本語教師研修の今後のさらなる発展を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。

第1グループ初中等コース

コーナーさん(ハンセン コーナー スティーブン/HANSEN CONNOR STEVEN/グラニット学区)

コーナーさんのポートレート

まず初めに、このような貴重な研修の機会を与えてくださった日本語国際センターの皆様に、心より感謝申し上げます。また、日々熱心にご指導くださった先生方、そして私たちを温かく迎え入れ、貴重な学びの場を提供してくださった関係者の皆様にも、深く御礼申し上げます。

この3週間、全国各地から集まった先生方と共に学び、多くの新しい知識や視点を得ることができました。今回の研修を通して学んだことや経験したことは、今後の教育活動において大きな財産になると感じています。

「百聞は一見にしかず」ということわざがあります。どれほど多くの話を聞いたり本を読んだりしても、実際に自分の目で見て体験することで得られる学びにはかないません。そして、本当に大切なのは、その学びを実践に生かすことだと思います。今回の研修では、多くのことを見て、聞いて、学ぶことができました。これらの経験を今後の授業や教育活動に生かしていきたいと思います。

私のグループは、このたび鴻巣高等学校を訪問する貴重な機会をいただきました。そこで、多くの先生方や生徒の皆さんとお話しすることができました。学校を見学しながら、私の勤務校と比較し、その共通点や相違点について考える機会にもなりました。

先生方に生徒指導や日々の授業活動、授業内容などについて質問し、お話を伺うことができ、大変勉強になりました。また、先生方や生徒の皆さんの温かい笑顔と前向きな姿勢に、大きな感銘を受けました。

特に印象に残っているのは、私たちがバスで学校を後にする際、生徒の皆さんが手を振って見送ってくださったことです。本来であれば、私の生徒たち一人ひとりにもこの素晴らしい学校を見てもらいたいところですが、それは難しいため、この経験をアメリカに持ち帰り、生徒たちや同僚の先生方にも伝えたいと思います。

教師として日々授業を行っていますが、この研修では久しぶりに生徒の立場で学ぶ機会を得ることができました。そのことで、生徒たちが感じる喜びや難しさについて、以前よりも深く共感できるようになったと思います。また、この経験を通して、新しいことを学ぶ楽しさや喜びを改めて実感し、自分が本当に学ぶことが好きなのだと再認識しました。

今回の研修を通して、人と人とのつながりの大切さについて改めて考える機会となりました。学校や地域社会は、一人ひとりの力だけで成り立つものではなく、多くの人々が互いに支え合い、励まし合うことで成長していくものだと思います。周りの人の努力を認め、困っている人に手を差し伸べ、ともに学び続ける姿勢は、より良い共同体を築くために欠かせません。私自身も、これから生徒や同僚とのつながりを大切にしながら、お互いを高め合える環境づくりに努めていきたいと思います。

最後になりますが、このような素晴らしい研修に参加する機会をいただき、心より感謝申し上げます。この3週間で得た知識や経験、そして多くの方々との出会いは、私にとって一生の財産です。今回の研修で学んだことをアメリカに持ち帰り、生徒たちや同僚の先生方と共有しながら、よりよい日本語教育につなげていきたいと思います。改めまして、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

第2グループ

ジョシュアさん(ハンセル ジョシュア ジェーソン/HANSELL JOSHUA JASON/チーフ・セィエルス国際高校)

ジョシュアさんのポートレート

いよいよ3週間の研修が終わります。皆さんにとってこの研修はきっと非常に勉強になる体験であったと思います。

まずは国際交流基金の皆様に大変大きな感謝の気持ちを伝えたく存じます。

実は二十年ほど前に、国際交流基金の米国教育関係者日本ツアーに参加させていただき、最後に歌舞伎を見る機会があり、その時の歌舞伎役者の観客に対する感謝の言い方をまだ覚えています。
「厚く厚くおんれい申し上げたてまつりまするしだいにございまする」

皆さんは先生方の授業を覚えていますか。

はじめの頃の授業で、私たちが教えていえる日本語学習者の勉強のきっかけややりがいについて考えました。ほとんどの答えは「なんとかのやいば」でしたが、それほど面白くない答えもありました。まあすみません。言い方が良くなかったです。言いたかったのは、生徒のやりがいがどんなことでも、我々日本語教師はそれを大切にすべきであることです。でもすみません、やりがいってどういう意味ですかと思っているでしょう。それこそ、私たちが3週間勉強した奥深い日本の言語や文化の一例だと思います。私たちの日本語能力や教授法を常に高めることと言えば、こういう時、「責任」と言いますか。それとも「使命」と言いますか。(プログラム参加者の内輪ネタでございます。)

プログラムの公式の内容だけでなく、自由時間も日本語や日本文化について知識を身につける貴重な機会でした。参加者によっては、名古屋や京都まで新幹線で行ったりして、素晴らしい交通技術による日本全国の行きやすさを実感しました。私自身は日帰りで新潟県の三条市まで行き、日本の素晴らしい金物の鍛冶屋の下で勉強し、1日かけて白紙鋼の牛刀包丁を自分の手で作りました。

多分皆さん、一番なつかしくなるのは、管理室のおじさんの、「いってらっしゃい」や「お帰りなさい」という非常に優しい声じゃないかと思います。

この3週間で得た、ものすごく多量の知識をどうやってアメリカまで運んで、持って帰ることができるでしょうか?それは大丈夫!風呂敷があります!

ふろしきワークショップに参加している研修者たち
ふろしきワークショップの様子

お問い合わせ

国際交流基金(JF)日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
E-mail:urawakenshu@jpf.go.jp
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