令和8(2026)年度外国人材受入れのための日本語教師研修教授法(第1回)研修参加者の声

(修了式での、ご本人による日本語のスピーチを一部編集しました。)
ダニさん(ラフダニ ハミルザ/RAFDANI HAMIRZA/インドネシア/株式会社オリオン ハルモニ マンダラ(株式会社OHM))
インドネシアから参りました、「ダニ」と申します。
研修参加者を代表して、ご挨拶させていただきます。
私たちは日本国際センターに来る前、少し不安を感じていました。「授業にしっかりついていけるだろうか。」「他の研修参加者や先生方と、うまくコミュニケーションを取ることができるだろうか。」そんな不安がありました。また、5週間という時間が長く感じられ、日本での生活にも少し緊張していました。それでも、どんなことを学ぶことができるのか、どんな人たちと出会うことができるのか、そして、日本はどんなところなのか、とても楽しみにしていました。
私たちは、日本語を教える力を高めるために、ここに来ました。これから特定技能などの在留資格で日本で働く学生たちが、十分な日本語力を身につけ、安心して日本で働けるようにすることが、私たちの大きな目標です。しかし、今回の研修を通して、私たちはそれ以上のものを得ることができたと感じています。人間としての幅を広げることができました。日本語を教える力を高めるだけではなく、新しい友達を作ったり、さまざまな国の文化を知ったり、いろいろな場所を訪れたりすることもできました。最初は少し緊張していましたが、先生方や研修参加者の皆さんと一緒に学び、いろいろな経験をする中で、毎日がどんどん楽しくなっていきました。
「いろどり 生活の日本語」「ひきだす日本語」「いろどり日本語オンラインコース」などの学習を通して、私たちはSLA (第2言語習得)、スキーマ、動機づけ、課題遂行、達成感、ストラテジーなど、さまざまなことを学びました。それから、日本の文化や考え方、学生との接し方、そして、メンタルヘルスの大切さについても学ぶことができました。また、実際に日本で生活し、自分自身でさまざまなことを経験することで、以前よりも自分で考えて行動できるようになり、少し成長できたと感じています。
教室での勉強だけではなく、私たちはさまざまな場所を訪れ、新しい経験をすることもできました。さいたま市桜環境センターでは、ゴミがどのように処理され、どのように電気に変わるのかを学びました。日本科学未来館では、科学や宇宙について学び、和なり屋・本店では、藍染めを体験しました。服などにどのように色をつけるのか、つけた後、どんな模様がでるのかを実際に体験しました。「浅葱色」や「藍色」など48種類の藍染色があるとは初めて知りました。とてもきれいな色ができて、興味深い体験になりました。
また、介護施設への訪問もありました。実際に高齢者の方々の様子を見ることで、日本で働く外国人の方々はどのようなことを感じているのか、そして、日本人の方々は外国人の就労者についてどのように考えているのかなど、いろいろなことを考えるきっかけになりました。
ここに来るまでには、一生懸命に作文を書いたり、日本に来る前から準備をしたり、大変なこともありました。しかし、今振り返ってみると、その一つ一つの経験がすべて意味のあるものだったと感じています。そして、最後までこのプログラムに参加することができて、本当に良かったと思います。
帰国が近づいた今は、嬉しい気持ちと寂しい気持ちの両方があります。一緒に頑張った研修参加者の皆さん、そして、温かく指導してくださった先生方に、心から感謝しています。また、素晴らしい日本語国際センターの先生方やスタッフの皆様には、最初から最後まで、いろいろなことをサポートしていただきました。このような貴重な機会をくださった国際交流基金の皆様、そして、私たちを支えてくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
これから私たちは、それぞれの国に帰り、この5週間で学んだことを、それぞれの国で活かしていくことになります。帰国後は、この5週間の経験を忘れず、学校の他の先生たちと一緒に考えたり、相談したりしながら、今回学んだことを授業に活かしていきたいと思います。
皆さんと一緒に過ごしたこの5週間は、私たちにとって本当に大切な時間でした。たくさんのことを学び、たくさんの経験をすることができました。この5週間に経験したことや、皆さんと過ごした時間を、これからも大切にしていきたいと思います。
最後になりましたが、先生方、センターのスタッフの皆様、管理室のスタッフの皆様、受付のスタッフの皆様、食堂のスタッフの皆様、そして、部屋を掃除してくださったスタッフの皆様にも、心より感謝申し上げます。
皆さん、これからも頑張ってください。そして、いつかまたお会いしましょう。
本当にありがとうございました。
お問い合わせ
国際交流基金(JF)日本語国際センター
教師研修チーム
電話:048-834-1181 ファックス:048-834-1170
Eメール:urawakenshu@jpf.go.jp
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