石山 友之(いしやま ともゆき)ISHIYAMA Tomoyuki

学歴

熊本県立大学大学院文学研究科日本語日本文学専攻博士前期課程修了


おもな教授歴

  • チャナッカレ・オンセキズ・マルト大学教育学部日本語教育学科講師
  • 東京福祉大学教育学部助教

所属学会など

日本語音声コミュニケーション学会、日本語教育学会、日本音声学会


執筆論文、発表、教材開発など

教材開発

  • 「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」(2022年、国際交流基金とNHKエデュケーショナルの共同制作

おもな論文、発表など

  • 2025「生成AIを援用した書くプロセスの意識化の試み」『日本語教育方法研究会誌』Vo.31(2), pp.52-53.
  • 2024「疑似的役割語話者としての生成AIとその活用」第1回キャラクターのことば研究会口頭発表
  • 2024「レベルを指定することで生成AIが生成する日本語はどう変わるか-日本語教育における生成AIの活用に向けた試み-」『信学技報』123(136), pp.1-8.
  • 2024「ストラテジーで学ぶ日本語学習番組「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」の開発とその反響」(筆頭:菊岡由夏)『国際交流基金日本語教育論集』20, pp.19-35.
  • 2024「映像教材「スアン日本へ行く!」を用いた反転授業の試み」『日本語教育方法研究会誌』30(2), pp.36-37.
  • 2024「ノンネイティブ日本語教師が考えるAI時代の日本語教育―教師研修における「総合日本語」の実践を通して―」2024年中東・北アフリカ日本語教育オンラインシンポジウム口頭発表
  • 2024「トルコ語を母語とする日本語学習者による音読音声の20か月後の音声との比較」『中東・北アフリカ日本語教育 JLEMENA2022』pp.116-127.
  • 2023「日本語学習番組「ひきだすにほんご」を活用した映像視聴授業の実践」(共同:本田雅美)2023年中東・北アフリカ日本語教育シンポジウム口頭発表
  • 2023「日本語学習番組「ひきだすにほんご」を活用したオノマトペ指導の試み」『日本語教育方法研究会誌』29(2), pp.86-87.
  • 2023「フィラーの頻度を特徴量としたランダムフォレストによる日本語学習者の習熟度の推定」『日本語音声コミュニケーション』11, pp.60-77.
  • 2023「トルコ語を母語とする日本語学習者が使用するフィラーの分析―コーパスに基づく習熟度と使用フィラーの関係の量的分析―」『中東・北アフリカ日本語教育JLEMENA2021』pp.111-124.
  • 2022「発話の「感じのよさ」のタスクによる違い-一般日本人による評価-」(筆頭:篠原亜紀)第33回第二言語習得研究会全国大会ポスター発表
  • 2022「映像教材のための語彙リスト作成と日本語学習番組「ひきだすにほんご」の語彙の分析」2022年度日本語教育学会秋季大会口頭発表
  • 2022「CEJCコーパスに現れるぼかし用法の「なんとか」の予備的分析」『日本語教育方法研究会誌』28(2), pp.56-57.
  • 2021「九州地方の民謡における撥音の自立性の予備的分析―『日本民謡大観』の楽譜を例に―」『筑紫日本語研究2019・2020発表論文集』pp.75-84.
  • 2021「音調独習を目的とした深層学習による発話音声の音調分類」(筆頭:石橋賢)計測自動制御学会システム・情報部門学術講演会ポスター発表
  • 2021「ノンネイティブ教師のためのオンライン研修の成果と課題―対話を重視したコロナ禍での教師研修―」(筆頭:須摩亜由子)『専門日本語教育研究』23, pp.75-82.
  • 2021「Pythonによる日本語韻律の描写法の検討」『日本語教育方法研究会誌』27(1), pp.122-123.
  • 2020「感動詞『あら』の音調と機能―『日本語日常会話コーパス』を例として―」(筆頭:加藤恵梨)『社会言語科学会第44回大会発表論文集』pp.98-101.
  • 2020「トルコ語を母語とする日本語学習者による撥音の前の/e/の発音の傾向」『日本語教育方法研究会誌』26(2), pp.2-3
  • 2020「PythonとJuliusを用いた日本語韻律の自律学習支援プログラムの検討」『信学技報』120(167), pp.63-68.
  • 2019「地域社会に順応するためのマルチメディア方言教材の開発―外国人に寄り添う方言学習支援モデルの構築を目指して―」(筆頭:大庭理恵子)CASTEL/J 2019ポスター発表
  • 2019「地域語によるコミュニケーションを支援する聞き取り学習システムの開発」(筆頭:馬場良二)2019年度日本語教育学会春季大会ポスター発表
  • 2019「全学部留学生共通シラバスに基づくシャドーイング授業の検証―より効果的な授業を目指して―」(筆頭:岩井智重)『日本語教育方法研究会誌』25(2), pp. 52-53.
  • 2019「トルコ人日本語学習者による音読の言い直しの分析」『日本語音声コミュニケーション』7, pp.173-201.
  • 2018「等時性に焦点を当てたトルコ人学習者による日本語歌唱音声と音読音声の分析」『日本語音声コミュニケーション』6, pp.1-34.
  • 2018「トルコ人日本語学習者の音声と課題―『Vます?』型疑問文を例に」『熊本県立大学文学研究科論集』11, pp.1-24.
  • 2017「トルコ人日本語学習者のアクセントに関する問題と指導法」第5回トゥルク諸国日本語教育セミナー口頭発表
  • 2017「トルコ人日本語学習者による長音の知覚境界」In C. Kahraman and L. Toksöz (eds.), Japon Dili ve Kültürü İncelemeleri. Transnational Press London, pp.129-140.
  • 2016「学生による教材作り~教員養成の新しい取り組み~」(筆頭:市村美雪)In A. Özbek, T. Özşen and K. Kawamoto (eds.), Japon Dili ve Kültürü Eğitimi Araştırmalarına Yeni Yaklasımlar. Paradigma Akademi, pp.301-313.
  • 2016「トルコ人日本語学習者の朗読音声に現れる母語の影響」『ヨーロッパ日本語教育』20, pp.255-260.
  • 2015「トルコ人日本語学習者による母音の無声化の知覚と生成の関係」第14回トルコ日本語教師大会口頭発表

ひとこと

ふらっとイタリアへ旅行に行った際に日本語を勉強している人に会い、「マニアックやなー」と思ったのがきっかけで、日本語教育の道に進みました。研究では音声や生成AI、プログラミングなどに興味があります。好奇心が原動力になっています。また、参加者の好奇心をくすぐるような研修をしていきたいです。