国際交流基金賞50周年記念 悦子・プライスさんからのメッセージ

平成18(2006)年度 国際交流基金賞
財団心遠館 代表
悦子・プライス
[米国]
2006年、今は亡き夫 ジョー・プライスと共に、国際交流基金賞を頂きましたことは大きな驚きでしたが、大変嬉しく思いました。
私達の好きな日本に、何かの役に立っている事が嬉しかったです。
私はもちろん日本生まれ日本育ちですが、ジョーは生粋のアメリカ人なのですが、日本的な性格が染み付いておりアメリカ国内でも日本人に間違えられ、どうしてジョーという名前をつけられたのか、とたびたび聞かれておりました。
日本に帰った時には麻布十番を散歩するのが大好きで、横丁に入ってはうどんを食べたり、天ぷらを食べたりと日本人以上に日本を楽しんでおりました。
このような場所は長い歴史がなければ生まれなかった、と日本をこよなく愛し、亡くなりました時には部屋がいっぱいになる程、日本からお花を頂きました。
悦子・プライス
(原文 日本語)
このメッセージを寄せてくださった悦子・プライス氏は、2023年8月に逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします。
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