「特定技能」外国人材向け日本語事業の取り組み

国際交流基金(JF)では、「外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策」に則り、2019年度から、図の4つの柱を中心に「特定技能」 外国人材向けの日本語事業に取り組んでいます。

4つの柱とは、1.国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)の実施、2.JF生活日本語Can-do・教材等の開発、3.普及、現地日本語教師育成、4.現地日本語教育活動強化支援。以下にその詳細な説明が続きます

国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)の実施

国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)は主に就労のために来日する外国人が遭遇する生活場面でのコミュニケーションに必要な日本語能力の測定を目的としたテストです。コンピューター・ベースト・テスティング(CBT: Computer Based Testing)方式により行われます。

実施実績国(2026年3月時点):フィリピン、カンボジア、ネパール、ミャンマー、モンゴル、スリランカ、インドネシア、バングラデシュ、ウズベキスタン、タイ、インド、ベトナム、パキスタン、日本

JF生活日本語Can-do・教材等の開発、普及

日本で生活や仕事をする際に必要な日本語を身につけるための教材等を開発し、ウェブサイト上で無料で提供しています。

「JF生活日本語Can-do」

日本語を母語としない外国人が、日本での生活や仕事の場面で求められる基礎的な日本語コミュニケーション力をCan-doの形で例示したリストです。JF日本語教育スタンダードの理念や考え方に基づいて開発されています。

日本語コースブック『いろどり 生活の日本語』

「JF生活日本語Can-do」をもとに学習目標を設定した教材で、日本での生活に密着したさまざまな場面やトピックを通じて、実践的な日本語が学べます。ウェブサイト上で無料提供しています

「いろどり日本語オンラインコース」

『いろどり 生活の日本語』をもとにした、総合的な日本語力を自学自習で身につけることができるコースです。

現地日本語教師育成

各国において効果的・効率的な日本語教育活動が可能になるよう、現地日本語教師の育成を支援しています。

外国人材受入れのための日本語教師研修(教授法)(日本での研修)

特定技能制度等を活用して来日する者に対して日本語教育を行っている機関・団体の日本語教師を対象とした、日本語教授能力を向上させ、また、日本事情・社会文化の理解を深めるための研修です。

外国人材受入れのための日本語教師研修(日本語)(日本での研修)

特定技能制度等を活用して来日する者に対して日本語教育を行っている機関・団体の日本語教師を対象とした、日本語運用力の向上及び日本事情・社会文化の理解を深めるための研修です。

JF海外事務所による各国での研修

各国に派遣されている日本語専門家等が、「特定技能」人材向けの日本語教育を行っている機関、団体の日本語教師向けに教授法セミナーや勉強会を実施します。

現地日本語教育活動強化支援

各国において日本語を学べる場を増やせるよう、現地日本語教育機関の活動に対し、助成プログラムを通じた支援を行っています。

多言語の学習教材/情報発信

就労等のため来日し日本で生活する人の日本語学習支援として、JF海外拠点が開発・公開している多言語のコンテンツを紹介します(随時更新)。母語で確認しながら学ぶことができます

What We Do事業内容を知る