国際交流基金へのQ&A

国際交流基金のことをもっと知っていただくため、皆様から寄せられた質問を元に、Q&Aのページをご用意しました。
これを読んでいただくと、国際交流基金とその活動についてご理解いただけるものと思います。

Q1私たちはどうして国際交流をするのでしょうか。

外国に友人ができたとき、その国自体にいい印象を持つことはありませんか?
外国に旅行に出かけたとき、日本のことをよく知っている人たちに出会うと、心強く感じませんか?
外国のおもしろい文化を知ったとき、その国に行ってみたい、と興味を持つことはありませんか?

日本を理解し、信頼を寄せ、日本の友人となってくれる人々が世界中に増えることは、日本が外国との関係を良好に保つ助けとなります。国際交流を通してお互いのことを良く知り、お互いに対する偏見を減らすことは、様々な国際問題を解決する糸口になることでしょう。
また、国際交流を通して、今までは知り得なかった新しい考え方や価値観に触れることによって、私たちひとりひとりの人生も豊かになるのではないでしょうか。

多民族5名が並んだイラスト

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Q2国際交流基金は、どのような活動をしていますか。

国際交流基金の目的は、一言で言うと「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ」ことです。そしてその活動は、大きく分けて「文化芸術交流」「日本語教育」「日本研究・知的交流」の3つあります。

まずはじめに、「文化芸術交流」から説明しましょう。私たちは、外国の方々に日本の多様な文化を紹介するために、能や歌舞伎などの伝統芸能、現代演劇やダンスなどの舞台公演や、美術の展覧会、映画の上映会など様々な分野の事業を世界各地で実施しています。一般のお客さんに楽しんでもらうことももちろん大切ですが、相手の国のアーティストや芸術文化に影響力のある劇場、美術館、映画館などのプログラムを決める人たちに日本の文化芸術を理解してもらいファンになってもらうと、その時だけではない、長く続く友好関係ができますので、その点も心がけて事業を行なっています。

次に、「日本語教育」です。私たちは海外での日本語講座も実施していますが、それとともに、海外にいる日本語の先生によりよい教え方を身につけてもらうことや、教材、カリキュラムの開発などを通じて、日本語教育の支援を行なっています。日本語教師が世界中に増えていけば、日本に関心を持ったり、親しみを感じてくれる人も増えることでしょう。実際、日本で働きたいという外国人が増えているので、早急な対応が求められています。

最後に、「日本研究・知的交流」について説明します。大学や研究所などで日本の文化や歴史、政治や経済などを研究する専門家を日本に招いて研究をしてもらったり、外国の専門家と日本の専門家同士が共同研究をしたり討論するサポートをしています。外国の日本研究者は、研究を通して理解した日本のことを大学で講義したり、本を書いたり、新聞に記事を寄稿したりして広めてくれます。それを見聞きした人たちの間で、日本に対する理解がさらに深まることでしょう。

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Q3国際交流基金の活動は、私たちの社会とどう関係していますか。

世界各国で日本の文化が好きな人や日本のことを深く理解している人が増えれば、例えば、私たちが外国に行ったときに、すぐにそういった人たちと友人になることができるでしょう。
その国の言葉がわからなくて困っているときに日本語がわかる現地の人に助けてもらうこともあるでしょうし、その国の専門家が日本文化について書いた本のおかげで、日本人の習慣やしぐさを誤解されずに済むことだってあるかもしれません。

国単位で考えれば、日本に関心があり好意を持つ人が多い国との間では、文化の関係だけでなく、政治や経済などその他の分野でも交流が活発になる可能性が広がります。国同士が文化でもつながっていれば、政治や経済の動きとはかかわらず、国民同士のより強く深い関係を作れるのです。私たちは、文化や学術の分野で日本と世界各国の人びととの幅広い交流の輪を広げることで、外国とのよりよい関係の土壌を作っていきます。

Q4国際交流基金と、他の国際交流団体とのちがいは何ですか。

国際交流基金は、外務省が管轄する独立行政法人です。日本を代表して、日本が海外の国々と長く安定した外交関係を築いていくために、文化交流を通して日本への理解を深める活動を行っています。世界には、私たち自身が24カ国に25の拠点を持ち、世界に270館ある外務省の在外公館(大使館や領事館など)とも協力して事業を行なっています。

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Q5他の国にも国際交流基金と似た組織がありますか。

他の国にも、政府系の国際文化交流機関があります。たとえば、イギリスのブリティッシュ・カウンシル、ドイツのゲーテ・インスティトゥート、フランスのアンスティチュ・フランセ、スペインのセルバンテス文化センター、イタリアのイタリア文化会館などがあり、日本でも活動しています。

Q6国際交流基金の事業内容は、誰がどう決めていますか。

国際交流基金の事業は、5年ごとに外務省が決める「中期目標」を達成するために、国際交流基金自身が定め、外務省が認めた「中期計画」に沿って、企画・実施されます。また、毎年外務省とも相談しつつ「年度計画」を立て、時には外部専門家の意見もヒアリングしながら、具体的な事業内容を組み立てていきます。

Q7どうして「基金」という名前がつくのでしょうか。

国際交流基金は国から予算(運営費交付金・補助金)を受けて事業を行なっていますが、政府からの出資金、そして民間の企業や一般の人からの寄付金を「基金」として運用しながら、予算の一部に当てています。そのため、「基金」という言葉が名前につき、英語名Japan Foundationの「Foundation」もここから来ています。

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