2024年度国際交流基金賞 受賞候補者推薦のお願い
国際交流基金賞は、国際交流基金(JF)設立の翌年である1973(昭和48)年から始まり、今年で51回目を迎えます。本賞では、学術、芸術その他の文化活動を通じ、国際相互理解の増進や国際友好親善の促進に特に顕著な貢献があり、引き続き活動が期待される個人又は団体を顕彰してまいりました。2012(平成24)年度からは一般の皆様からも幅広いご推薦を頂戴しております。多くのご推薦をお待ちしております。
- 受賞候補者推薦についてのガイドライン
- 2024年度国際交流基金賞 受賞候補者推薦のお願い【PDF:1.5MB】
- 推薦書フォームのダウンロード
- 2024年度国際交流基金賞 受賞候補者推薦書【WORD:60KB】
公募期間
募集締切:2024年2月28日(水曜日)(必着)
対象となる個人/団体
日本国内又は海外の個人又は団体。ただし、自薦(推薦者が所属する組織や、組織の長を推薦することを含む)は選考の対象外とします。
対象とならない個人/団体
- (1)国もしくは地方公共団体の現職公務員又はこれらに準ずる機関(特殊法人、独立行政法人等)の現職役職員であって、国際的活動を役職の本務とする個人(研究職にある個人を除く)。ただし、過去に、異なる身分において賞の趣旨に合致する貢献がある場合には、選考の対象となることがあります。
- (2)国内外を問わず、国及び地方公共団体の行政機関並びにこれに準ずる機関。
- (3)国内の団体で、主として公的資金によって運営されている機関及び当該機関に関わる法律に基づいて設立された機関等、公的性格の強い団体。
- (4)日本政府又はJFが支援している団体で、補助金・助成金等の金額が当該団体の年間総予算の過半を占める団体。
- (5)推薦者と組織的又は資金的に密接な関係にある団体。
- (6)営利活動、宗教活動、政治活動、又は選挙活動を主とする個人又は団体。
- (7)科学技術等、JFの活動分野以外の分野で主たる活動をする個人又は団体。
- (8)姉妹都市間又は学校間交流による友好親善を目的とした活動や趣味での活動、活動の成果還元対象が特定のグループ・サークルに限られる活動を主とする個人又は団体
- (9)複数の団体の共同・合同による活動を1件の推薦とすることは可能。ただしその場合、その活動が一体不可分で、個々の団体単位の活動に分割し得ないものである必要があります。
対象となる活動分野
JFの主要事業分野である、「文化芸術交流」「日本語」「日本研究・国際対話」の3つの分野のいずれかを中心とした専門的な活動、又はこれらの分野を超えて横断的に活動する個人又は団体を対象とします。
- 文化芸術の分野において、日本の文化芸術の海外への紹介や発信、共同研究・制作等の創造的な活動を通じ、日本と諸外国の相互理解の増進や、国際文化交流に大きく貢献のあった個人又は団体。
- 日本語にかかわる教育・研究、指導者の育成や組織化のために継続的に優れた活動を行い、又は日本語により表現や翻訳など言語としての日本語に強く結びつく活動を行うことで、教育・研究の発展や日本語の国際的地位の向上、日本と諸外国の相互理解の増進に貢献した個人又は団体。
- 日本研究又は日本に関連する知的交流など国際対話の分野において、指導性・独創性に優れた活動を行い、諸外国における日本研究の発展や、教育・研究を通じた日本理解の促進、日本と諸外国の知的ネットワークの強化に大きく貢献している個人又は団体。
- その他、国際文化交流活動において顕著な活動を行い、国際相互理解の増進に大きく貢献した個人又は団体。
選考方法について
各分野における専門家らによる第一次選考ののち、JFが委嘱する有識者から成る選考委員会により、受賞者又は受賞団体を決定します。受賞者の発表は2024年7月を予定しています。
選考基準について
以下の3点を重視して選考を行います。
- (1)活動実績
日本国内外において、国際相互理解の増進や国際友好親善の促進に特に顕著な貢献があるか。 - (2)継続性・将来性
今後も活動を継続し、国際文化交流の促進と深化に貢献が期待出来るか。 - (3)活動領域
活動の成果が特定の地域・団体に還元されるのではなく、より広い地域・国、分野へと普及しているか。
推薦方法
- (1)推薦者お一人につき計5件以内
- (2)推薦書フォームの電子データは、この推薦書フォームからダウンロードいただけます。または、「kikinsho@jpf.go.jp」までEメールにてご請求ください。
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください) - (3)推薦書送付先
推薦書は、電子データ(Microsoft Wordファイル形式)を「kikinsho@jpf.go.jp」までEメールにてお送り下さい(Eメールでの送付が難しい場合には、ファックス又は郵送で下記のファックス番号、住所へご送付ください)。なお、お送り頂いたデータ・書類は返送できませんのでご了承ください。
- Eメール: kikinsho@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。) - ファックス: 03-5369-6044(国際交流基金賞事務局宛)
- 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-4 四谷クルーセ
独立行政法人国際交流基金(JF)
広報部 国際交流基金賞事務局宛
- Eメール: kikinsho@jpf.go.jp
- (4)記入上の注意
記入にあたっては、お分かりになる範囲でご記入ください。また、審査の参考になる資料があれば添付してください。なお、推薦者名は公表いたしません。
授賞について
原則として3件。受賞者には、正賞(賞状)と副賞を授与します。
授賞式について
受賞者又は受賞団体の代表者を東京に招待して授賞式を行います(2024年秋を予定)。受賞者又は受賞団体代表者には、授賞式及びJFが指定する行事にご出席頂く他、受賞記念講演の実施もお願いする予定です。
国際交流基金賞 推薦に関するFAQ(よくあるお問い合わせ)
Q1:国際交流基金賞は、各年度で何件ぐらいの推薦があるのでしょうか?
A1:例年、国際交流基金賞は70~80件の有効な推薦を受けています。ご推薦頂いた候補者は、いずれも厳正に選考されます。
Q2:推薦があった候補は、どのように選考されるのでしょうか?
A2:(選考要領に記載のとおり、)各分野における専門家らによる第一次選考ののち、国際交流基金が委嘱する有識者から成る選考委員会にて選考を行い、国際交流基金に推薦します。その推薦に基づき国際交流基金にて受賞者又は受賞団体を決定します。
選考基準については、以下の3点を重視して選考を行っています。- (1)活動実績
日本国内外において、国際相互理解の増進や国際友好親善の促進に特に顕著な貢献があるか。 - (2)継続性・将来性
今後も活動を継続し、国際文化交流の促進と深化に貢献が期待出来るか。 - (3)活動領域
活動の成果が特定の地域・団体に還元されるのではなく、より広い地域・国、分野へと普及しているか。
Q3:より多くの方から推薦があった候補が受賞するのでしょうか?
A3:選考基準は、上記A2のとおりで、推薦があった件数によって決まるというものではありません。
Q4:昨年推薦した候補者が選ばれませんでしたが、再度推薦しても良いのでしょうか?
A4:推薦された候補が受賞しなかった場合、再度推薦頂くことに支障はありません。
Q5:推薦するにあたり、過去どのような受賞者が国際交流基金賞を受賞しているかを教えてほしい。
A5:過去に国際交流基金賞を受賞された方について、以下のウェブサイトに掲載しておりますのでご覧ください。
これまでの国際交流基金賞受賞者/授賞式・関連行事概要