1986年度国際交流基金地球市民賞 受賞団体

多様な文化の共生の推進

1986年度 受賞

高萩市国際交流協会

茨城県高萩市

代表者
村田 純一
設立年
1975年
ウェブサイト
http://www.jsdi.or.jp/~hirok/index.html

活動内容

高萩市国際交流協会は、市民と外国人留学生との交流を通して相互理解と親善を深める目的で、1975年に発足しました。市民の家庭での民泊プログラム「高萩国際交流の集い」を毎年開催し、2泊3日の市民との触れ合いを図っており、参加留学生は関東地方を中心に毎年40名前後となっています。人口3万5千人という小都市でのこのような実績は、着実な国際交流の好例といえます。


市民連携・国際相互理解の推進

1986年度 受賞

公益社団法人 アジア協会アジア友の会

大阪府大阪市

代表者
荻尾 千里
設立年
1980年
ウェブサイト
http://jafs.or.jp/
ソーシャルメディア
https://twitter.com/jafs_community?lang=ja
アジア協会アジア友の会の写真

活動内容

アジア協会アジア友の会は、アジア・アフリカの生活改善と開発に取り組んでいます。大阪でスタートした、アジアの人々の健康と生活を考える勉強会が「インドへ井戸を贈る運動」を経て同会結成に繋がりました。生活の基礎となる安全な飲料水確保をめざした「アジア・アフリカに井戸を贈る運動」を中心に、生活改善・開発協力、人々との交流・理解促進を進めています。世界の人々と共に生きることを目標に、アジア各国に事業所を確立する一方、アフリカ、その他第三世界へネットワークを拡大しています。

受賞後の変化

活動に対する社会的評価と知名度があがりました。

これからのビジョン

アジア全体において貧困軽減問題に対する社会的参加の拡大と地域内多文化共生プログラムの創出を計っていきたいです。

最新の活動

  • アジア協会アジア友の会の最新の活動1
  • アジア協会アジア友の会の最新の活動2

・国際交流事業としてアジア・ユースサミットを開催し、アジア14ヵ国の高校生たちが日本に集い、それぞれの国における「地域をよくするプロジェクト」を立案し、実践にうつしました。
・熊本地震被災者支援事業においては、全国各地から40名以上のボランティアが集まり、避難所にて不慣れな生活を送る被災者の日常生活と精神的なサポートを行いました。
・水事業においては、アジア各地でこれまでに取り残された地域を中心に井戸やパイプラインの設置を行い、安全で衛生的な環境を貧困層の人々につくることができました。


市民連携・国際相互理解の推進

1986年度 受賞

特定非営利活動法人 からいも交流

鹿児島県霧島市

代表者
東 幸治郎
設立年
1981年
ウェブサイト
http://www5.synapse.ne.jp/karaimo/index.html
ソーシャルメディア
https://www.facebook.com/ からいも交流Karaimo-Koryu-279381442167117/
からいも交流の写真

活動内容

からいも交流は、鹿児島県を起点に草の根交流を進めています。留学生を県内の農漁村に2週間ホームステイさせ、共に働き生活する「からいも交流」は、参加留学生が40ヵ国445名、受入家庭も4市24町444家庭を数えるまでとなり、さらに東南アジアの地域リーダーと意見を交える「カラモジア会議(からいも交流アジア会議)」、地元農民がアジアの農村を訪ねる「カラモジア交流」も展開しています。南方から伝わり鹿児島を変えたカライモ(サツマイモ)のように、国際交流は九州で種イモからツルをのばし続けています。

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