1999年度国際交流基金地球市民賞 受賞団体

市民連携・国際相互理解の推進

1999年度 受賞

財団法人 おはなしきゃらばんセンター

東京都東久留米市

代表者
大隈 信幸
設立年
1978年(現在は解散)
おはなしきゃらばんセンターの写真

活動内容

おはなしきゃらばんセンターは、読み聞かせや人形劇公演を通じて国内外の子どもたちと心の交流を行ってきました。幼児や小学生を対象に、読み聞かせや人形劇の巡回公演を続け、子どもの心を豊かにはぐくんできました。日本をはじめ、アジア各国におはなしの素晴らしさを伝える活動を、さらにタイやラオスなどアジアの昔話を題材にした物語をユタやゲームを交えての人形劇として上演するなど、東南アジア諸国の児童教育への協力を行ってきています。


文化・芸術による地域づくりの推進

1999年度 受賞

いなみ国際木彫刻キャンプ実行委員会

富山県南砺市

代表者
田中 幹夫
設立年
1991年
ウェブサイト
http://inami-camp.city.nanto.toyama.jp/index.jsp
ソーシャルメディア
https://www.facebook.com/inami.camp/?fref=nf
いなみ国際木彫刻キャンプ実行委員会の写真

活動内容

いなみ国際木彫刻キャンプ実行委員会は、「木彫りを通して世界をつなぐ」 をテーマに4年に一度いなみ国際木彫刻キャンプを開催。世界各国の彫刻家が、野外で公開制作を行います。作品の出来を競い合うための「コンクール方式」ではなく、世界の作家と来場者とが、制作期間中にお互いの民族や伝統、文化にふれあうことも目的とする「キャンプ方式」が大きな特徴となっています。キャンプの運営には市民ボランティアスタッフが大きな役割を果たしており、通訳、制作の補助など多岐にわたり彫刻家同士の交流も盛んに行われています。

受賞後の変化

南砺市井波で開催する木彫刻キャンプに海外からの参加希望者が増加しています。

これからのビジョン

市民が参加し、盛り上げていくような活動を展開していきたいです。

最新の活動

  • いなみ国際木彫刻キャンプ実行委員会の最新の活動1
  • いなみ国際木彫刻キャンプ実行委員会の最新の活動2

来年度、ルーマニアの木彫刻キャンプシンポジウムに1名参加予定です。

受賞団体からのコメント

木彫刻キャンプで制作された作品は、市内公共施設および公演に設置しています。いつでも鑑賞できます。


文化・芸術による地域づくりの推進

1999年度 受賞

琉球國祭り太鼓

沖縄県沖縄市

代表者
蔵根 尚美
設立年
1982年
ウェブサイト
http://ryukyukokumatsuridaiko.com/
ソーシャルメディア
https://www.facebook.com/ryukyukoku1982/
https://twitter.com/ryukyukoku1982
琉球國祭り太鼓の写真

活動内容

「琉球國祭り太鼓」は、沖縄の伝統芸能エイサーをベースに、空手の型を取り入れた独自の振り付けとダイナミックなバチさばきで、今や沖縄を代表し、若者に圧倒的な人気を誇る創作太鼓舞踊集団となっています。1982年に沖縄市の泡瀬を中心とした若者たちによって結成されて以来、沖縄が大切にしてきた「迎恩」の心を打ち響かせてきています。結成33年目を迎える現在、その輪は沖縄を超え、日本国内に46支部、海外に12支部を数えるようになり、総勢2,500名を超えるメンバーが参加し、世界規模にまで活躍の場を広げています。

受賞後の変化

受賞後、改めて地域交流の大切さを感じ、人の輪を世界へと広げるべく活動を続けています。

これからのビジョン

世界の地域文化との交流を深めるとともに、それらの地域文化とのコラボレーションに取り組みたいです。

最新の活動

  • 琉球國祭り太鼓の最新の活動1
  • 琉球國祭り太鼓の最新の活動2

「東京オリンピック2020」の開催を団体として祝賀する自主イベント「地球プロジェクト1~100万人のサプライズ~」を企画し、取り組んでおります。オリンピックに参加する国々の子供たちを中心に同時演舞する「地球規模のコラボレーション」を考えております。

受賞団体からのコメント

琉球國祭り太鼓は現在会員募集中です。入会ご希望の方は琉球國祭り太鼓事務局までお問合せください。
【公式ウェブサイト】に問合せフォームあり。

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