3月20日(日曜日)報告会・鹿子踊上演・シンポジウム開催!「三陸国際芸術祭2015」「Sanriku-Asian Network Project」東日本大震災から5年、文化芸術による復興の未来を語る。

2016年3月4日

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)アジアセンターは、NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)と共同で、「三陸国際芸術祭(サンフェス)」と連携し、東北とアジアを芸能でつなぐプロジェクト「Sanriku-Asian Network Project(サンプロ)」を実施しています。このたび、東日本大震災から5年という節目を迎え、2015年のサンプロ・サンフェスの総括と、郷土芸能と東北の未来を考えるシンポジウムを開催します。

今年度のサンプロ・サンフェスでは、新たな試みとして、同じく芸能を通じてコミュニティの再興に取り組む、スマトラ島沖地震と大津波の被災地インドネシア・アチェ、またクメール・ルージュ体制下で深刻な打撃を被ったカンボジア・プノンペンから伝統芸能団体を招へいしたり、東北の団体をアチェに派遣するなど、被災地に生きる芸能同士の交流をはかりました。

「習いに行くぜ!東北へ、アジアへ!!」と題したプロジェクトでは、岩手県大槌町の郷土芸能「臼澤鹿子踊(うすざわししおどり)」にプロのダンサーや音楽家が体験入会し、実際にお祭りにも参加。コミュニティ・ダンスでは、大船渡と気仙沼に住む小学生から80代までの参加者がが、世代を超えて集まりました。日本全国、そして海外から、年代を問わず、一般市民だけでなくプロのアーティストなど様々な方を巻き込み、互いに学びあい刺激しあいながら祭りをつくり上げることで、新たな郷土芸能の形、交流の場が生まれました。

報告会では、そのフェスティバルの舞台裏や新たな試みの報告とあわせ、文化芸術による復興と郷土芸能の未来、そして東京オリンピックの文化プログラムへの展望等について、様々な分野のパネラーを招いて議論します。

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