埴輪から現代アートまで300点以上を一堂に、動物づくしの日本美術展
「日本美術に見る動物の姿」展を米国2都市で開催
2018年9月13日
国際交流基金は2019年に、ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(ワシントンDC)とロサンゼルス・カウンティ美術館とで、「日本美術に見る動物の姿」展を開催します。
人々が動物たちに親しみを持ちながら共に暮らしてきたことを示す豊かな動物表現は、日本文化の一つの特徴として知られており、米国にも多くの愛好者がいます。今回の展覧会は、米国側のキュレーターの発案で、子供から大人まで楽しめる動物づくしの展覧会を通じて、より多くの方々に日本文化に親しんでもらおうと企画されました。
5世紀の埴輪から現代にいたるまで、動物表現に関連した日米の重要なコレクションから、選りすぐりの作品300点以上を一堂に集め、かつてない規模と内容で展示します。日本人の暮らしや精神風土、宗教観と関わる多彩な動物表現を、絵画、彫刻、漆芸、陶芸、金工、七宝、木版画、染織、写真など様々な形で楽しめます。
時に素朴でユーモラスな、時には神秘的な表情の動物たちが、米国の老若男女に向けて、日本文化の魅力を発信します。
草間彌生《SHO-CHAN》
2013年
(c)YAYOI KUSAMA. Courtesy of Ota Fine Arts Tokyo/
Singapore/Shanghai
《鳥獣人物戯画(部分) 》
12世紀-13世紀
From the Collection of Robin B. Martin, courtesy of the Brooklyn Museum, L55.12
Photo: Brooklyn Museum
《埴輪犬》
古墳時代 6-7世紀
ミホミュージアム
(c)山崎兼慈
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