【取材のお願い】11月20日から世界20か国で「オンライン日本映画祭」を開催
~日本映画をもっと世界に!配信ラインナップ明日公開~

2020年11月5日

国際交流基金は、日本映画の魅力を海外へ届けるプロジェクト「JFF(Japanese Film Festival)」の一環として、2020年11月から2021年3月にかけて、国際交流基金の初の試みとなる「オンライン日本映画祭(JFF Plus: Online Festival)」を世界20か国で開催します。

2016年に発足したJFFは、東南アジアとオーストラリアの11か国からはじまり、2017年に中国、インド、2018年にロシアを加え、年々そのネットワークを拡大してきました。2019年度は、世界12か国56都市で映画祭を実施し、年間17万人を超える観客動員を記録する等、グローバルな日本映画の普及に貢献してきました。
2020年度は、世界各地の新型コロナウイルスの感染状況を受け、映画館での上映が難しい地域もある中でも日本映画を届け続けるべく、新たにオンライン日本映画祭を実施することとなりました。作品は日本映画ウェブサイト 「JFF Plus」上でストリーミング配信され、5か月間で世界5大陸20か国を巡回します。

配信作品には、多くの日本の配給会社の協力を得て、30作品に及ぶ多様な日本映画がラインナップ。2020年に国内で公開されたばかりの『前田建設ファンタジー営業部』『サヨナラまでの30分』といった最新作をはじめ、『スマホを落としただけなのに』『アイネクライネナハトムジーク』等の近年の話題作が並びます。また、過去の国際交流基金映画上映事業でも人気が高かった『横道世之介』『勝手にふるえてろ』のほか、ストップモーションアニメーション作品『劇場版 ごん-GON, THE LITTLE FOX-』の公開が記憶に新しい八代健志監督作品集、さらには不朽のクラシック映画を代表して小津安二郎監督作品『お茶漬の味』等、日本映画の多様性と魅力が詰まったラインナップです。

映画祭期間中には、映画評論家のマーク・シリング氏を聞き手に、配信作品の監督をゲストに招いたトークイベントもYouTubeで配信予定。映画館の再開している地域では、リアルの映画祭と並行してオンライン映画祭を実施する等、JFFではさまざまなアプローチで海外へと日本映画を届け続けます。

詳細は配信プレスリリース【PDF:1.31MB】をご覧ください。

オンライン日本映画祭 JFF Plus: Online Festival
URL:watch.jff.jpf.go.jp ※ 11月6日(金曜日)10時オープン

配信プレスリリース

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