【取材のお願い】20年前、新大久保駅で亡くなった李秀賢(イ・スヒョン)氏の想いを繋ぐ
~日韓交流の懸け橋をめざす韓国の高校生がオンラインで交流~

2021年1月13日

国際交流基金(JF)は、2001年にJR新大久保駅で線路に落ちた日本人を助けようとして犠牲になった、韓国人留学生の李秀賢(イ・スヒョン)氏の遺志を継ぎ、将来の日韓交流を担う韓国の高校生を2002年から毎年招へいしています。

本年は、亡くなられてから20年目という節目を迎えますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、これまでの訪日研修ではなくオンラインで研修を実施します。参加者は、韓国で日本語を学習し、日本に関心をもつ韓国の高校生19名です。日本の高校や大学等との交流活動を通じて、日本の文化や社会への理解を深める機会とします。また、1月30日(土曜日)を「李秀賢氏を知る」日とし、故人について学び、話し合うプログラムを予定しており、同氏の功績を顧みると同時に、将来の日韓関係について若者の視点から考えます。

今回で20回目となる本研修の参加者は累計300名を超えます。研修をきっかけに、より一層日本に関わりたいと考えた参加者も多く、大学の日本関係学科に進んだり、日本へ留学や就職をしたりと、両国の懸け橋として活躍しています。

  • 日本文化体験着付けの様子の写真
    日本文化体験 :着付け(2019年度)
  • 京都研修旅行にて北野天満宮での様子の写真
    京都研修旅行:北野天満宮にて(2019年度)

配信プレスリリース

お問い合わせ

この件に関するお問い合わせ
国際交流基金 コミュニケーションセンター(広報担当:熊倉、原田)
電話:03-5369-6075 ファックス:03-5369-6044
Eメール:press@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)

About Us国際交流基金について