【取材のお願い】国際シンポジウム「不確実な時代の国際文化交流:日・独・英の現場から」
~各国の国際文化交流機関代表者と現場で活躍する実践者がこれからの交流について考える~

2022年10月11日

国際交流基金(JF)は2022年10月27日(木曜日)、ドイツ及び英国の国際文化交流機関であるゲーテ・インスティトゥートとブリティッシュ・カウンシルと共同で、国際シンポジウム「不確実な時代の国際文化交流:日・独・英の現場から」を国際文化会館岩崎小彌太記念ホールで開催します。

新型コロナウィルスの世界的流行を受けて人の移動や接触が制限されたことにより、急速に機会を失ったリアルな場での交流。国際文化交流を実践する機関や、アートや教育、多文化共生の現場で活動する実践者にも多大な影響をもたらしました。2年半が過ぎ、徐々に活動再開の動きが出てきましたが、ロシアによるウクライナ侵攻などの地域紛争も国際移動に影響を及ぼし、個々人の交流はまだ回復しきったとは言えません。不確実性が増した世界での文化交流のあるべき姿を、日本、ドイツ、英国の国際文化交流機関の代表と、文化交流の実践者たちとの議論を通じて浮き彫りにします。

第一部では、ドイツからゲーテ・インスティトゥート総裁のカローラ・レンツ博士が来日し、JF理事長の梅本和義とブリティッシュ・カウンシル駐日代表のマシュー・ノウルズ氏の2名を加えた各国機関の代表者が登壇。モデレーターに「ソーシャル・ディスタンス外交-不確実な時代におけるソフト・パワーとパブリック・ディプロマシーの未来」などパブリック・ディプロマシーの分野で多くのレポートを発表しているジョナサン・マックロリー氏を迎え、事業としての国際文化交流を誰にどのように届けるか、その政策や支援の在り方などについて議論します。

続く第二部では、現代アートの分野で美術家として、教育者として、社会的課題とアートの接点で活動している藤浩志氏、現代演劇の分野で国際的なプロジェクトを開拓してきた中村茜氏、近年、特にダイバーシティの観点からアートプロジェクトを手がけている森真理子氏など、文化交流の第一線で活躍中の3名が、それぞれの実践を通して浮かびあがる課題や展望について話し合います。

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