【取材のお願い】国際交流基金制作オリジナル映像 日本航空機内で上映開始 ～2023年5月1日から日本の美術・舞台公演映像4作品を国内線・国際線で配信～
2023年5月23日
国際交流基金（JF）は、2023年5月1日から、日本航空（JAL）の国内線・国際線の機内エンターテイメントサービスに、日本の文化芸術を紹介する映像の提供を開始しました。JFがこれまでに制作した映像の中から、マンガ、寿司、古典芸能など、外国人が日本と聞いて思い浮かべるものを選定しました。
JFは「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ。」を理念に「文化芸術交流」、「海外における日本語教育」、「日本研究と国際対話」の三つのフィールドで事業を展開しています。「文化芸術交流」では、2021年から公式YouTubeでの映像配信に、より注力した事業を展開しています。
美術分野では、日本の美術や文化を海外へ広く紹介する映像をこれまで70作品以上制作しました。さらに2023年1月にはこれらの動画を集めたポータルサイト「Doors to Arts of Japan」を立ち上げ、日本の美術や文化に関心を持つ人がアクセスしやすいプラットフォームとして発信しています。また舞台芸術分野では、2021年に、現代演劇からダンス、ミュージカル、伝統芸能など幅広い日本の舞台公演作品の映像をそろえたプロジェクト「STAGE BEYOND BORDERS -Selection of Japanese Performances-」を立ち上げ、これまでに100を超える映像を配信してきました。これらの映像は、いずれも日英を含む多言語字幕を付し、世界中の視聴者がより作品を楽しめる形で提供されています。
新型コロナウイルスの影響が収まり、日本と海外との往来が正常化しつつある中で、JFとJALはこれら映像作品の一部を、機内エンターテイメントサービスで上映し、訪日客をはじめとする利用者の方に日本の文化芸術を知っていただく機会とします。一人でも多くの方が、日本の多様な文化芸術作品に触れることで、日本文化への関心が高まることを願います。
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