【取材のお願い】インド太平洋パートナーシップ/ネットワーク・フェローシップ 訪日研修

2023年9月12日

国際交流基金(JF)は、9月13日(水)から19日(火)にかけて、日本を含むインド太平洋諸国10か国から若手の研究者や実務家15名を招へいし、「防災」をテーマにしたスタディツアーを実施します。

本事業は、JFが本年度開始した「国際交流基金インド太平洋パートナーシップ(Japan Foundation Indo-Pacific Partnership Program, 以下JFIPP)」(※)プログラムの一環です。将来、インド太平洋地域において政策形成への参画が期待される若手専門家を対象に、インド太平洋地域に共通する課題をテーマとして研修・交流・ネットワーキングの機会を提供するものです。本事業を通じて、国際的な知的対話の促進、次世代リーダーの育成、そして地域協力を推進する長期的な協力関係と、関係者間のコミュニティの形成を目指します。
※事業概要:国際交流基金 インド太平洋パートナーシップ・プログラム(JFIPP

今回は、オーストラリアのシンクタンク「オーストラリア国際問題研究所(Australian Institute of International Affairs)」との共同で、公募により選ばれたインド太平洋諸国の若手専門家15名のグループを構成し、地域社会の防災やレジリエンス向上について域内連携に向けた提案や政策提言を行うことを目指しています。
プログラムは1年間の予定で、今回の訪日研修に加え、インド太平洋地域の異なる2か国(豪州及び大洋州島嶼国を予定)で行われる1週間程度の研修のほか、オンライン・ミーティング等を通じて交流を深めます。参加者の出身国は、日本、オーストラリア、米国、シンガポール、マレーシア、インド、フィジー、ソロモン、クック諸島等10か国にのぼります。

この訪日研修では、まず南三陸と石巻を訪問し、東日本大震災の震災遺構や復興の様子を視察します。神戸では、「人と防災未来センター」と兵庫県立大学を訪問し、阪神・淡路大震災を踏まえた防災の取組を視察します。また、横浜では、「ぼうさいこくたい2023」に参加し、日本の防災関係者らと意見交換を予定しています。

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