【取材のお願い】食育とコミュニケーションをテーマに日独の有識者が議論
~1月25日(木)ベルリンにおいて国際シンポジウムを実施~

2024年1月9日

    国際交流基金(JF)は2024年1月25日(木)、ドイツのベルリン日独センターとの共催で、国際シンポジウム「日独対話から考える食の未来2―食育とコミュニケーション―」を実施します。日本とドイツから食育の分野で活躍する専門家が登壇し、幅広い年代・社会的背景を持つ人が参加できる食育や、食を通じた新たな学びとコミュニケーションの実践について議論します。

    日本では2005年に食育基本法が施行されて以来、心身の健康を増進する健全な食生活の実践を目的に、学校教育を中心に食育の取組が続けられてきました。食育の対象領域は幅広く、健康的な食習慣の形成から食文化の継承、農林漁業の体験や共食の推進にも及びます。またSDGsの浸透やデジタル化に対応した食育も新たに実践されています。一方、ドイツでは気候変動への関心やウクライナ危機を背景に、持続可能な食の実現が社会的に注目を集めており、オズデミル食料・農業大臣による農業政策の改革も進められています。
    両国に共通するのは、社会において食が大きな関心事であり、食の学びを通じ生活習慣の悪化や環境への負荷、食品価格の高騰等、さまざまな食の課題を解決しようとする取組が行われている点です。また両国での食育は、健康な身体づくりに役立つだけでなく、農業への理解、共食を通じたコミュニティの活性化にも繋がります。
    本シンポジウムでは、日本とドイツにおける食育の考え方や先進事例について共有し合うとともに、日独の専門家による対話を通じて、より良い「食」を実践するための学びやコミュニケーションの可能性について掘り下げます。

「日独対話から考える食の未来2―食育とコミュニケーション―」の画像

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