米国若手日本語教員(J-LEAP) よくある質問について(FAQ)
応募資格に関する質問
Q. 私の大学には副専攻がなく、大学の日本語教師養成課程を修了しました。日本語教師養成課程を修了している場合は応募可能でしょうか?
A. その他の応募資格を満たしていれば、日本語教員養成課程の修了証明書をご提出いただくことで応募可能です。
Q. 登録日本語教員試験を合格していますが応募可能でしょうか?
A. 試験合格だけでは応募資格はありません。登録日本語教員の資格を取得済みであることが条件となります。
Q. 個人ボランティアとして日本語を教えたことがありますが、応募できますか?
A.日本語教育経験については問いませんが、「応募資格」に記載の(1)~(8)の全てを満たす必要があります。
Q. 「4年制大学卒業以上の学歴を有すること」とありますが、専門学校卒業や3年制短期大学卒業の場合はどのようになりますか。
A. 米国査証の関係から、「4年制大学卒業以上の学歴」が必要となります。専門士が付与されている場合は、教育課程として短期大学卒業と同等となりますので4年制大学卒業とは見なしません。また、応募資格の通り、3年制短期大学卒業は「4年制大学卒業以上の学歴」とは見なしません。
Q. 35歳以上ですが、応募は可能ですか?
A. 本事業は米国内の日本語教育支援のほかに、日本語教育者を目指す若者に国外での教授経験の機会を与える、また近年減少傾向にあるといわれる日米の若者間の交流を図る、という目的をもっているため、応募の年齢制限を設けております。何卒ご了承ください。
Q. 英語力に条件はありますか?
A. 本プログラムへの応募に関しては、TOEIC何点以上、英語検定何級以上という条件は設けておりません。ただし選考においては、アメリカで自立した生活をしていくだけの英語力及びコミュニケーション能力を有しているかを十分に考慮することになります。
Q. 過去にJ-LEAPへ応募したことがありますが不採用でした。再度応募することは可能でしょうか?
A. 募集要項に記載の通り、本プログラムでの派遣実績が無い場合は再応募可能です。過去の選考で不採用だった方が、再応募によって派遣に至った実績も多数ございます。
Q. 国際交流基金の他の派遣プログラムに併願することは可能でしょうか?
A. 併願可能です。
Q. 副業禁止とのことですが、会社に在籍しながらの参加は可能でしょうか?会社は休職する予定です。
A. 休職し派遣期間中に給与等を得ない場合は可能です。
提出書類に関する質問
Q. 応募締切日までに日本語教育を副専攻として修了したことを示す証明書の発行が間に合いません。
A. 応募用紙(2)ページに記載されている資格・免許等証明書はご提出いただく必要があります。応募締切日までに提出が困難な場合は、事前に公募担当までEメールにてご相談ください。
Q. 大学の日本語教師養成課程を履修していますが、大学から卒業まで修了見込書の発行ができないと言われました。この場合、証明書として何を提出すればよいでしょうか?
A. 日本語教師養成課程の修了に必要な単位を取得中であることが分かる成績証明書、履修証明書など、代替書類の提出についてご案内しますので、事前に公募担当までEメールにてご連絡ください。
Q. 現在、日本語教師養成講座(420時間以上)を受講中でのため、修了書の写しの提出が締切日までに間に合いません。
A. 修了予定日が記載された修了見込証明書をご提出ください(ただし、2026年3月末までに修了している必要があります)。学校の事情などにより修了見込証明書の発行ができない場合は、事前に公募担当までEメールにてご相談ください。なお、選考を通過した場合でも、最終的に修了書が提出できない場合は、不採用となりますことをご了承ください。
Q. 日本語で書かれていない推薦状でもよいですか。
A. 推薦状が英語の場合、そのまま送っていただいて構いません。英語以外の外国語で書かれている場合は、日本語訳(訳者の名前も記載してください)をつけてご提出ください。
Q. 独学で日本語教育能力検定試験に合格したため、日本語教育に関する知識、技能について記載してもらえる指導教官や同僚がいません。この場合、どうすればよいでしょうか?
A. 現在もしくは過去に所属した教育機関(大学等)または企業等各種団体の責任者または関係者に推薦状の作成を依頼してください。
選考に関する質問
Q. 募集要項に2次選考(面接)とありますが、これはインタビュー形式のみでしょうか。実技(模擬授業)や筆記試験などがあるかどうか教えてほしいです。
A. 2次選考の詳細は1次選考通過者に対し連絡いたしますので、現時点でお知らせすることはできません。
Q. 選考結果を早く知る必要があるので教えてもらいたいのですが。
A. 募集要項のとおり、選考過程や結果に関する問い合わせは一切お受けできません。
車の運転に関する質問
Q. 現在、車の運転免許証を持っていません。応募には絶対必要ですか?
A. 募集要項に記載のとおり、自動車免許保有は応募資格の1つです。免許証をお持ちでない方について採用はできません。もし、現在自動車教習を受けている、もしくは今後受ける予定であり、応募書類の提出締め切りまでに免許証のコピー添付ができないという場合は、2次選考へ進んだ際に提出していただくことも可能です(応募書類に免許証コピーを提出できない理由を一筆書き添えてください)。ただし、最終選考を通過された場合でも、最終的に運転免許証の取得ができていない場合は不採用となります。
Q. 私はあまり運転が得意ではありませんが、大丈夫でしょうか?
A. 多くの派遣先において、通勤のみならず、日々の食材の買い物など、米国で自立した生活を送るためには車の運転は欠かせません。現地に赴任後、すぐに車の運転が必要になる場合も多いため、応募をご検討の場合は、現地での生活に向けて運転の練習をされることを強くお勧めします。
Q. 国際免許証への切り替えはどのタイミングで行うのでしょうか?また、国際免許証があれば、派遣地での免許取得は不要でしょうか?
A. 国際免許証には派遣の約1か月前に切り替えていただきます。また、米国のほとんどの州で国際免許証には使用期限が設けられているため、派遣後には各派遣州で免許を取得いただきます。
派遣先機関に関する質問
Q. 派遣先機関の場所や小学校や中学校などの教育段階の希望を出すことはできますか?
A. 応募用紙にご興味の教育段階をご記載いただく質問はございますが、最終的な派遣先機関の決定は応募者の経験や面接結果、また派遣先機関の要望などを勘案した上での判断となりますので、教育機関の希望が通らない可能性が高いことを予めご了承ください。また、派遣地について希望を出すことはできません。なお、派遣地は5月に行われる派遣前研修時に通知します。
Q. 派遣前や派遣途中で派遣先機関を変更することは可能ですか?
A. やむを得ない事情が生じた場合を除き、原則として派遣期間中の派遣先機関の変更はありません。
Q. 授業を担当する学校は1校のみでしょうか、それとも複数校でしょうか?
A. 派遣先機関は1校ですが、授業を担当する学校については派遣先機関のほかに近隣の学校など、複数校を掛け持つ場合もあります。何校にどの頻度で通うかは派遣先機関によります。
Q. 今年度の公募で派遣予定の州や学校の候補を事前に知ることはできますか?
A. アシスタントティーチャーの公募・選考と並行して、派遣先機関の公募・選考を行っており、派遣先機関は5月に行われる派遣前研修で通知するため、事前の公開は行っていません。
報酬・待遇に関する質問
Q. 募集要項に「JFをはじめ派遣先機関である学校やビザのスポンサーなどの各関係先が妥当と判断する場合を除き、日本への一時帰国は認められていません。」とありますが、2年間、日本への一時帰国はできないと考えたほうがよいということでしょうか。
A. 一時帰国は本人や家族の健康上の問題や派遣先機関の業務上で必要な場合(例:日本へのスクールトリップの同行)など、やむを得ない事情を除いて原則として認められません。本プログラムはJFをはじめ、派遣先機関である学校やビザのスポンサーなど、複数の関係機関が協力して運営しておりますので、一時帰国が必要な場合は事前に派遣先機関やプログラム担当者の承認を得る必要があります(派遣2年目は取得するビザの規定により一時帰国に関する制限が特に厳しくなります)。なお、一時帰国の際に取得する休暇の期間によって給与調整(減額)を行う場合があります。
Q. 募集要項に「派遣期間中、基本報酬及び在勤加算を支給します。」とありますが、記載の金額はそれぞれ2年間分の金額でしょうか。
A. 記載の全額は月額です。基本報酬及び在勤加算を合算し、毎月支給します。
Q. 派遣者はどの種類のビザを取得するのでしょうか。
A. 交流訪問者ビザ(J1)を取得します。
Q. 募集要項に「赴任後の2~3か月は原則としてホームステイ」とありますが、本人が希望した場合、その期間よりも早くホームステイを出ることは可能でしょうか?また、赴任直後からホームステイ以外の滞在方法(一人暮らしやルームシェアなど)を選択することは可能でしょうか?
A. 赴任後の2~3カ月は銀行口座の開設や車の購入など安定した生活の立ち上げに適している環境であることに加え、J1ビザの目的の1つである異文化理解の観点から米国の生活習慣や家庭環境を学ぶ貴重な機会になることから、ホームステイを推奨しています。ですが、ホストファミリーと合意が得られれば、それより早くホームステイを出ることも可能です。
ただし、赴任時は必ずホームステイからのスタートとなります。
Q. 希望すれば派遣期間中ずっとホームステイに滞在することは可能でしょうか?
A. ホストファミリーによって長期受け入れが可能かどうかは異なりますが、ホストファミリーと本人の間で合意が得られれば全派遣期間をホームステイに滞在することも可能です(多数実績あり)。