国際交流基金 ラオス日本センター 海外日本語教育調整員(JF講座)募集

募集の目的

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)(以下、「JF」という)は、世界の全地域において国際文化交流事業を総合的に実施する外務省所管の特殊法人として、1972年(昭和47年)10月に設立されました。2003年(平成15年)10月に独立行政法人となりましたが、特殊法人としての設立当初から、海外における日本語教育を主要活動分野のひとつとしています。JFは海外での日本語教育の裾野をさらに広げるため、JF海外拠点や東アジア・東南アジア・中央アジアの日本人材開発センターにおいて日本語講座(JF講座)を開設・運営しています。
今回は、ラオス日本センターにおいて日本語講座運営業務などを担当する「海外日本語教育調整員(JF講座)」を派遣するため、以下のとおり募集を行います。
JFのミッションである「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ。」に共感する方からの応募をお待ちしています。

1.業務内容

  1. (1)派遣先における日本語講座の運営に関する業務及びこれに附帯する業務(派遣国や地域における日本語普及事業など)の計画・運営(運営経費の会計事務を含む)
  2. (2)本事業のために派遣される日本語専門家などのスタッフの活動支援
  3. (3)現地職員の労務管理補佐業務及び派遣先での現地職員の研修に関する業務
  4. (4)出張者、訪問者への対応
  5. (5)緊急時の対応、安全対策にかかる業務
  6. (6)その他、派遣先国にあるJF海外拠点の所長・次席職員などが指示する業務

2.派遣人数・派遣先

ラオス日本センター:1名(ラオス・ビエンチャン)

3.派遣時期及び契約期間

派遣予定時期は2025年11月頃とし、契約期間は原則として1年間です(延長の可能性がありますが、最長で3年間となります)。

4.派遣期間中の待遇

海外日本語教育調整員の旅費及び給与などについては、JFの関連規程及び細則(以下「規程など」という。)に基づいて、次のとおり支給します。原則として、単身による赴任となります。JFは家族を随伴する場合の旅費などの経費負担や渡航手続きは行いません。

  1. (1)旅費
    規程などにより赴任時及び帰国時に旅費を支給します。
  2. (2)給与など
    規程などにより本俸・在勤手当(本俸と在勤手当合わせて月額計45万円程度)及び住宅手当などを支給します。また、各種社会保険(健康保険、労災保険、雇用保険、厚生年金保険)に加入します。退職金は支給されません。
    本俸などの金額は、規程などの改正に伴い、随時見直しが行われることがあります。
  3. (3)独立行政法人国際交流基金在外共済会(以下「在外共済会」)
    海外日本語教育調整員は、在外共済会に加入していただきます。これはJFが海外に派遣する海外日本語教育調整員などを対象として、JFの負担金と海外日本語教育調整員の掛金により行う相互共済のための制度で、疾病・傷害療養費補償・給付、死亡時弔慰金補償などを行っています。

5.応募資格

下記(1)~(8)をすべて満たす者。

  1. (1)海外における日本語教育を含む国際文化交流事業に関心を有する者。
  2. (2)4年制大学卒業以上の資格を有する者。
  3. (3)社会人としての職歴を有する者。
  4. (4)日本国籍を有する者。(日本の公用旅券により赴任する必要があるため)
  5. (5)海外(ラオス)での長期滞在の任に堪えうる健康状態である者。
  6. (6)英語による業務の遂行が十分に可能であること。
    • 日本語と外国語の議論、交渉が円滑に行える能力が必要。
    • 英語に加え、ラオス語もできることが望ましい。
  7. (7)MS WordやExcel、Power Pointなどを使用して、パソコンで文書・データ作成が可能であること。
  8. (8)Microsoft Teamsなどのプラットフォームを通してオンライン会議やイベントのコーディネートが可能であること。

6.求める経験・スキルなど

  1. (1)プロジェクト運営・会計・庶務などの実務経験があること。
  2. (2)組織貢献意欲、コミュニケーション能力、柔軟性、適応力、行動力、交渉力に富むこと。
  3. (3)業務上必要な知識を自主的に習得する意欲があること。
  4. (4)日本語教育に関する専門性は求めないが、関連する業務の経験があることが望ましい。
  5. (5)海外(特にラオス)で1年以上勤務した経験があることが望ましい。
  6. (6)イベント開催などによる休日出勤、出張、その他庶務雑務の要請にも柔軟に対応できること。
  7. (7)ITスキルを積極活用し業務を遂行できること。
  8. (8)赴任国の入国条件を満たしていること。

7.海外日本語教育調整員の身分

JFは、海外日本語教育調整員と有期雇用契約を締結し、それに基づいて海外日本語教育調整員を任地に派遣します。なお、JFは海外日本語教育調整員の派遣に際し、随伴家族に対する旅費や手当の支給及び疾病・傷害などへの保障はしておらず、同調整員との契約終了後の就職の斡旋や生活保障に関しても責任を負いません。

8.応募手続

  1. (1)提出書類
    1. イ.大学卒業証明書及び成績証明書データ:各1通。大学院修了(見込)者は、大学院修了(見込)証明書1通も併せて提出してください。
    2. ウ.英語力に関する証明書データ
      応募書類に記載した英語力を証明する書類(TOEIC、TOEFL、IELTS、英検などの認定証)をお持ちの場合は、応募時に提出してください。
  2. (2)送付先
    メールまたは郵送にて受付を行います。
    宛先:国際交流基金 日本語第1事業部 事業第1チーム
    海外日本語教育調整員(ラオス)派遣公募係
    Eメール:nihongo@jpf.go.jp(メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)
    • PDF化の上ご提出をお願いいたします。
    • Microsoft OneDriveまたはGoogleドライブのストレージサービスにアップロードいただき、URLをご連絡ください。ファイルを直接メールに添付する場合は、合計ファイルサイズを5MB以下に圧縮してください。
    郵送:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-4 四谷クルーセ
    • 封筒に「応募書類在中」と朱書のこと。
  3. (3)締切
    2025年7月21日(月曜日)午後5時(日本時間)必着
    • 提出書類(応募用紙など)は、一切返却しませんので予めご了承ください。

9.選考

  1. (1)第1次選考(書類選考)
    応募書類により選考を行い、結果を8月1日(金曜日)までにメールで通知します。(8月1日(金曜日)までに通知がない場合、海外日本語教育調整員(ラオス)派遣公募係〔nihongo@jpf.go.jp〕までお問い合わせください。メールを送る際は、全角@マークを半角に変更してください。)
  2. (2)第2次選考
    第1次選考通過者に対し、下記のとおりオンラインで実施します。面接の時間はJFが指定します。原則として、日時の変更には応じられません。第2次選考の結果は9月上旬までにメールで個別に通知します。
    1. ア.内容:面接(人物評価)、外国語(英語)の口頭試験及び筆記試験
    2. イ.日時:2025年8月18日から20日のうちJFが指定する日
      9時30分~18時(日本時間・予定)のうち、
      面接:約30分
      外国語(英語)試験:30分
    3. ウ.場所:オンライン(Zoomを使用予定)

10.留意事項

海外居住者も赴任手続(査証の取得など)上、日本からの出発となります。

11.個人情報の取り扱いについて

国際交流基金ウェブサイトの採用情報ページ下部「個人情報の取り扱いについて」をご参照下さい。

12.問い合わせ先

〒160-0004 東京都新宿区四谷1-6-4 四谷クルーセ
国際交流基金 日本語第1事業部 事業第1チーム
海外日本語教育調整員(ラオス)派遣公募係
Eメール:nihongo@jpf.go.jp
(メールを送る際は、全角@を半角に変更してください。)

ご不明な点・ご質問は、メールにてお問い合わせください。
選考の過程や選考結果については一切お答えできません。

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