黒碕薫、故郷ブラジルで『るろうに剣心』を語る
©和月伸宏/集英社
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、2014年2月24日から2月28日にかけて、ブラジルにてマンガ『るろうに剣心』に関する講演ツアーを開催します。
少年週刊ジャンプでの連載終了から15年経った今も、世界23カ国以上で愛読されている『るろうに剣心』。明治時代の史実を取り入れたこの作品を読み解こうと、日本語や日本史を勉強する人が後を絶ちません。ブラジルもその例外ではなく、歴史的に日本と縁が深いこともあり、根強いファンが着々と増え続けています。
今回、そんな『るろうに剣心』の世界を切り口に、ストーリー協力者で、自身も作家でブラジルからの帰国子女でもある黒碕薫氏を講師として招き、日本とブラジル双方の視点から、日本のマンガやキャラクターの制作過程、マンガ家という職業の実態、小説やアニメの演出手法との違いや裏話を披露していただきます。
また、黒碕氏が小学生時代を過ごした母校、サンパウロ日本人学校を訪問し、ブラジルでの日々が作家としての人生にどのような影響を与えているかなど、後輩への温かいエールを込めた「ようこそ先輩」講演も行います。
講演日程
日時 | 2014年2月24日(月曜日)19時 |
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場所 | 工業社会サービスアマゾナス支部 スポーツセンター講堂 |
日時 | 2014年2月26日(水曜日)15時 |
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場所 | リオデジャネイロ連邦大学 工学部講堂 |
日時 | 2014年2月27日(木曜日)19時30分 |
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場所 | フェナッキ(Fnac)ライブスペース |
日時 | 2014年2月28日(金曜日)14時 |
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場所 | サンパウロ日本人学校 |
プロフィール
黒碕薫(くろさき・かおる)
作家、脚本家、ストーリー協力者。ブラジル(サンパウロ)からの帰国子女。1994年に小説『天使たちの惑星』でデビュー。マンガ『武装練金』『エンバーミング-THE ANOTHER TALE OF FRANKENSTEIN-』にストーリー協力を行う。著書は『るろうに剣心 銀幕草紙変』『武装練金//』など多数。その他、『キャプテン翼』など多数のアニメ・ゲーム作品の脚本家、声優や脚本の指導など、幅広いジャンルで活躍。日本推理作家協会会員。夫は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の作者である和月伸宏氏。
マンガ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』
1994年から1999年まで集英社『週刊少年ジャンプ』で連載。幕末に人斬りとして暗躍した剣客が、明治維新後の日本を流浪しながら贖罪の答えを模索し、やがて帰るべき場所を見つける姿を描く。かつての少年漫画になかった斬新なテーマ、単純な勧善懲悪に留まらない人間模様、史実や実在の人物を巧みに取り入れた世界観、隅々まで計算しつくされた戦闘シーンが大ヒットし、単行本の累計販売数は5700万部以上。ブラジルを含む世界23カ国以上で愛読されている。2014年夏には実写映画の続編が公開予定。
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国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部 米州チーム (担当:篠原)
電話:03-5369-6061