巡回展「未来への回路−日本の新世代アーティスト」ドミニカ共和国展にあわせ、講演会を開催

束芋「にっぽんのちっちゃな台所」2003年の写真
束芋「にっぽんのちっちゃな台所」2003年

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、ドミニカ共和国の首都、サントドミンゴにて2月20日から3月30日を会期とする巡回展「未来への回路 - 日本の新世代アーティスト」の開催に伴い、キュレーターとして活躍中の難波祐子氏を派遣し、最新の日本現代アートについて講演会を行います。
まだ日本の現代アートがあまり知られていないドミニカ共和国で、アニメやマンガなど親しみやすい分野から日本の新世代のアーティストの楽しさ、魅力を存分に語っていただきます。巡回展の行われているべジャス・アルテス美術館では美術関係者、美術に造詣が深い方々を対象に、アルテ・モデルノ美術館では一般の方々を対象に、アートでお互いの文化・芸術の理解を深めます。

「をちこちMagazine」に、難波祐子氏の寄稿を掲載しました。

日程

日時 2014年3月5日(水曜日)19時
会場 アルテ・モデルノ美術館(サントドミンゴ)
日時 2014年3月6日(木曜日)17時
会場 べジャス・アルテス美術館(サントドミンゴ)

巡回展「未来への回路-日本の新世代アーティスト」ドミニカ共和国展

会期 2014年2月20日(木曜日)~3月30日(日曜日)
会場 べジャス・アルテス美術館(サントドミンゴ)

1990年代中盤以降、大きな注目を集めている11人の日本人若手作家の現代美術展。モノづくりへの丹念な取り組みという視点から、福井篤、廣瀬智央、明和電機等11人の作家の絵画、彫刻、インスタレーション、写真、ビデオ作品を紹介します。視覚的インパクトに富み、モノづくりへの強いこだわりの感じられる作品を中心に、合計42点の作品を紹介します。
URL未来への回路−日本の新世代アーティスト (海外巡回展)

プロフィール

難波 祐子(なんば・さちこ)

難波 祐子(なんば・さちこ)の画像
Photo:Kenichi Aikawa

多摩美術大学非常勤講師。ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)学士号(社会人類学)、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)修士号(現代美術キュレーション)。2006年~2011年、東京都現代美術館学芸員を経て、展覧会やワークショップの企画運営を行う株式会社I plus Nを設立。企画した主な展覧会に「こどものにわ」(東京都現代美術館、2010年)、「呼吸する環礁(アトール)―モルディブ-日本現代美術展」(モルディブ国立美術館、マレ、2012年)など。共編著に「ビエンナーレの現在」、著書に「現代キュレーターという仕事」など。 札幌国際芸術祭2014プロジェクトマネージャー(学芸担当)、ヨコハマ・パラトリエンナーレ2014キュレーター。

お問い合わせ

国際交流基金 (ジャパンファウンデーション)
文化事業部米州チーム
担当 : 川戸
電話 : 03-5369-6061

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