オリンピック発祥の地・ギリシャで日本現代美術展を開催
~「Relay to Tokyo」展 6人のアーティスト・建築家を紹介~
【会期変更のお知らせ】 新しい会期が決定しました。詳細は以下をご確認ください。2020年6月24日追記
隈研吾〈COCOON〉2020 ビザンチン・クリスチャン美術館(アテネ)
Kengo Kuma & Associates
パラモデル・ハヤシヤスヒコ 〈paramodelic - graffiti 2012〉
Waiting for The First Train Tokyo Station Gallery [ Tokyo ]
(C) paramodel yasuhiko hayashi / photo : yasuhiko hayashi
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、アテネの国立ビザンチン・クリスチャン美術館において、日本現代美術展「Relay to Tokyo-継承と集積」を開催します。本展は、本年3月に行なわれた「東京2020オリンピック聖火引継式」のタイミングに合わせて開催予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、開催が先送りされていたものです。このたび、ギリシャにおける美術館・博物館の再開を受け、安全に十分に配慮の上、会期を変更して開催することとなりました。
「Relay to Tokyo-継承と集積」展は、「オリンピック」というイベントと「東京」という都市をキーワードとする日本現代美術展です。6名のアーティスト・建築家による「継承」と「集積」をテーマとする多様な作品(絵画、写真、映像、インスタレーション、建築)を通して、今日の日本のアートの一端を紹介します。アテネにおいては、日本の現代アートがまとまった形で紹介される初の試みとなります。
なお、展覧会の開幕に先立ち、隈研吾による有機的形態の茶室パヴィリオン、並びにパラモデル・ハヤシヤスヒコが本展のために現地で制作したインスタレーションが、それぞれ6月15日より先行公開されています。
概要
展示 | 日本現代美術展「Relay to Tokyo-継承と集積」 |
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会場 | 国立ビザンチン・クリスチャン美術館(アテネ) |
会期 | 2020年7月15日(水曜日)~9月15日(火曜日) |
参加作家 | 荒木 悠、今津 景、隈 研吾、竹川 宣彰、パラモデル・ハヤシヤスヒコ、 本城 直季 |
主催 | 国際交流基金、国立ビザンチン・クリスチャン美術館 |
キュレーター | 松永 真太郎(横浜美術館主任学芸員) Effie Meramveliotaki(国立ビザンチン・クリスチャン美術館) |
2つの展覧会のカタログ・テキストを特別公開!
「東京2020オリンピック聖火引継式」のタイミングに合わせて企画された「Relay to Tokyo-継承と集積」展は、もともと世田谷美術館の塩田コレクションから厳選した「北大路魯山人」展と同時開催の予定でした。残念ながら、北大路魯山人展は中止となってしまいましたが、本ページでは、2つの展覧会をより多くの方に知っていただくため、それぞれのカタログに掲載されたテキストをオンライン上で特別公開します。
荒木 悠〈複製神殿〉2016年
撮影:山中慎太郎(Qsyum!)
今津 景〈Repatriation〉2015年 高橋龍太郎コレクション キャンバスに油彩
撮影:木奥惠三 提供:ANOMALY
本城 直季〈Minato City in Tokyo〉2008年
竹川 宣彰〈猫オリンピック:開会式〉2019年 Copyright of the artist, Courtesy of Ota Fine Arts Installation view: Roppongi Crossing 2019: Connexions, Mori Art Museum, Tokyo, 2019
[お問い合わせ]
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)
文化事業部美術チーム
電話:03-5369-6061 Eメール:relaytotokyo@jpf.go.jp
(メールを送る際は、@マークを半角にしてお送りください。)