焼締―土の変容 (海外巡回展)
最も原初的なやきものの制作方法ともいえる「焼締め」。釉薬を施さず高温で焼成されるこのやきものは、現代まで連綿と引き継がれています。本展では、日本で独自の発展を遂げた焼締めの、その成立から現代に至るまでの歴史とともに、茶陶における焼締めや食の器としての焼締め作品、さらにオブジェ作品と化した焼締めを展示することによって、日本の伝統文化の一部をご紹介します。
監修
岩井 美恵子(パナソニック汐留美術館学芸員)
企画協力
平井 智一
章立て
序章: 焼締の誕生/1章: 茶陶としての焼締/2章: 和食と焼締/3章: 焼締のオブジェ
日程
2025年前期(予定)パプアニューギニア
2024年後期(予定)ニュージーランド
2024年前期(予定)フィリピン
2024年前期(予定)ネパール
2024年2月15日~2月29日
パキスタン/パキスタン国立芸術評議会(イスラマバード)
2024年1月25日~2月7日
パキスタン/パキスタン国立銀行美術館(カラチ)
2023年10月7日~11月26日
タイ/コンケン大学美術学部ギャラリー(コンケン)
2023年8月25日~9月26日
タイ/ラチャダムヌン・コンテンポラリー・アートセンター(バンコク)
2023年7月12日~7月29日
ミャンマー/ヤンゴン日本文化センター(ヤンゴン)
2023年4月26日~5月14日
ベトナム/ディエム・フン・ティ美術館(フエ)
2023年4月4日~4月20日
ベトナム/ベトナム国立美術博物館(ハノイ)
2022年12月9日~2023年1月13日
マレーシア/マラ工科大学 スリ イスカンダール学校(ペラ)
2022年10月17日~11月18日
マレーシア/マラヤ大学 アジアン・アート美術館(クアラルンプール)
2022年7月4日~7月22日
オーストラリア/ギャラリーセントラル(パース)
金重 有邦 「茶碗」 2015年
辻村 史朗 「水指」 2015年
清水 真由美 「鉢/ボウル」「盃/カップ」 2015年
伊勢﨑 淳 「黒長方皿」 2015年
徳丸 鏡子 「祝焔島」 2015年
加藤 委 「花入『川小牧 締×壷』」 1993年
藤原 雄 「備前擂座花器」 1985-88年
和田 的 「白器『ダイ/台』」 2015年
隠崎 隆一 「双」 2015年